夜のグランドセントラル駅まで行ってみる
エンパイアを後に

クライスラービルを目指します。
ここまでくれば駅はすぐそこです。
エンパイアステートビルから歩いてもわずか15分程度で着きます。

ニューヨークらしい通り道です。
横断歩道を渡るたびにこういう景色が見えます。
もちろんロウアーマンハッタンは高いビルがなく、住宅街も多いのでまた違った景色が見えてきます。
ニューヨークのマンハッタンは碁盤の目のようになっており、AVの間を徒歩5分、STの間を徒歩1分として計算します。
グランドセントラル駅

日本で言えば東京駅や新宿駅というような格のある駅ですが、建物は大きくありません。
というのも線路は地下にあり、端頭式のホームがずらっと並ぶ構造になっているためです。
同じような構造では上野駅の地下ホームが想像できますが、構造は島式ホームで1島2線で区切られており、ホーム上は寂しい感じです。

ここを発着する列車は近郊区間の中距離列車が主で、MTA(ニューヨークの地下鉄運営会社)の子会社メトロノース鉄道が主に使用しています。
ハドソン線、ハーレム線、ニューヘイブン線の3路線が運行されています。

駅に入る入り口はまるでデパートのようです。

外には公衆電話のボックスも

時代はすすんでもこういった歴史ある町並みはあまり変わらないように思います。

中に入るとシャンデリアが目に飛び込みます。
日本の駅でもここまで設備がしっかりしているところは滅多にありません。
気合が入っているというか、セレブリティな空間です。

遅い時間だけれど、オイスターバーに行ってみると、、、
見事に閉店していました。
値段見てみると、おいそれとは入れなさそうな価格でしたので、開いてなくてよかったかも。
プラットホーム見物

こういうところも格式のある表示です。
通勤電車が到着するホームには思えません。

終電も近い時間なので、待合室はテープでロックされています。
長い時間座っていたらお尻が2つに割れそうな椅子です。

切符売り場もクラシカルで雰囲気のある場所です。
あまり効率的には見えませんので、乗るたびに並ぶのは気が引けます。

そしてまた天井が高いんです。

そのうえ広い。
上野駅の地下ホームに面した改札もそこそこ広さがありますが、そこよりも広いです。

終電も近いので人がまばらですね。

もう結構遅い時間です。


どんな電車がいるのか?

こちらは日本の川崎重工製造のM8型電車です。
日本が作ったとは思えないほど、顔が不細工です。
その国に合わせているのでしょうが、、、

変わったところといえば、側面にこのような車体信号が埋め込まれていて、これでステータスが確認できるようになっています。

ハンドル関係はワンハンドルで簡素なもの。
そもそも運転席が半室なので、あまり広くありません。

ホームのエンド。
天井はむき出しでなかなか廃墟感が漂います。

昔はBarカーという、車内で酒を提供するクラブ車両が併結されていました。
もう今はないようです。

行先表示版もなかなかおしゃれな構造



以上グランドセントラル駅でした。

地下鉄に乗って、、、

帰ります。