やっぱり寝れない!? 寝台特急サンライズ 出雲 瀬戸 B個室寝台「ソロ」乗車記 285系
寝台特急サンライズ号
今や寝台特急列車いうのは死語になってしましたが、現存するものが一つだけあります。
それがこの寝台特急サンライズ出雲/瀬戸号です。
このサンライズ号は20年ほど前にできた電車型の寝台車なので、相次ぐ廃止の波からは逃れています。
この電車は実用性も高く、三ノ宮/大阪→横浜/東京間を夜行バスに乗りたくない場合、新幹線の最終に乗り遅れた場合には非常に有用です。
ベットでなければねられない方、バスは酔うしトイレがという方はおすすめです。
車内にはシャワー(有料)もあり、乗ってからさっぱりすることができます。
寝台特急といえど寝床のランクはさまざまあり、経費を抑えたい方から、広さがほしい方向けまでいろいろな展開をしています。
寝台特急の良さとしては、やはりそのスペースの広さ。
自席/室で軟禁状態というわけではありませんので、車内をうろついたりできます。
列車の時刻や運賃、グレードに関しての開設は、ほかの方のブログのほうがよほど詳しいので、そちらを見てください。
自室
B寝台個室 ソロ(6,480円) サンライズの個室寝台の中では一番安いものになります。
広さは全く感じられず、ほとんど棺桶と同じ。
カプセルホテル並みといっていいでしょう。
2階と1階がありますが、2階がおすすめです。
浴衣、枕、掛け布団などのサービスはありますが、荷物を置くスペースはほとんどありません。
今回は車内1泊の日帰り出張のため、この部屋でも問題ありませんでした。
いや、スーツがかけられずに若干困りました。
シングルツイン
こちらは2つベッドのあるB寝台個室シングルツインです。
お値段は1名利用だと9430円、2名だと+5400円かかり合計14860円です。
親子で同じ部屋という希望でない限り全くお勧めではありません。
車両の構造上、車両の端に設定されているので、めちゃくちゃ揺れます。
ツインの個室でサンライズツインというベッドが平行に並ぶ部屋があるのでそちらのほうがおすすめです。
2段ベッドで、このようなひもで転落防止しています。
はしごは木製。
使い捨てのコップが備え付けられています。
シングル
B個室寝台のシングル 7560円。
ソロとあまり変わりないように見えますが、各個室内の階段がないためその分広いです。
また動力車に設定はないため、比較的静かです。
広いといっても知れてるかもしれませんが、+1000円でちょっとマシになるならアリだと思います。
何よりモーター音がなくなるはうれしいですね。
ソロ
自室と同じソロの下段タイプです。
部屋の中に出っ張りがあるうえ、ベッドの幅も変わります。
正直おすすめできないです。
そのうえ床下からはモーター音が響きます。
各部屋共通で、このような番号キーが設定されています。
ボタンを押して開閉します。
証明をコントロールする装置。FMラジオは騒音のもとになるため使えなくなっています。
また各部屋コンセントが1つ備えられています。
今回紹介しなかった、ノビノビ座敷以外はこのような設備がついています。
シャワーはこのようにカードを購入して浴びることができます。
3号車10号車の2か所にあり、A寝台個室「シングルデラックス」を利用する場合、シャワーは無料で浴びることができます。
自動販売機もありますが、アルコールは売っていません。
車内の構成図です。
名前の通り、日の出が見れる列車になっています。
まぶしいのが嫌な場合は山側の部屋を購入するといいと思います。
このようなラウンジスペースもあります。
横浜に到着しました!