中東旅行回想録70 ドーハーバンコク カタール航空 QR832 A380-800 ファーストクラス 座席編

今回の最大の目玉フライト。
カタール航空のA380-800型機のファーストクラスに乗ります。
こういうスペシャルな機材に乗れると、ああマイルやっててよかったなと思います。
有償で乗るのは、意外と無理ではない金額ですが(カイロ発バンコク行きで60万円程度)、60万円あったら別のことに使います。
そもそも、今回の往復の航空券(16フライト)は金銭に換算すると22-3万円程度で済んでます。
のこりの35万円で、豪勢に遊んだほうがよっぽど価値があると思います。

この世で最大級に贅沢なラウンジを後にし、ゲートへ向かいます。
搭乗口はエコノミー搭乗客であふれかえっていました。
ギリギリに行くか、もっと早めに行くか微妙なところです。
ファーストクラスなんだけど、どうしたらよいか?と聞くと列を割り込みさせてくれましたが、後ろの視線が痛かったです。

どうやら、一番に到着してしまったようです。
誰もいませんでした。

座席は開放型で、エミレーツやエティハドのような個室感は全くありませんが、これはこれで快適です。

バーカウンターには人数分?のスナック類がセットされています。
この辺は、椅子にバーカウンターを設けていないための苦肉の策でしょう。

色合いはカタールらしい、落ち着いた配色です。

座席そのものは、JALやANAなどとそう変わりありません。
大きくて座り心地の良い椅子です。

隣との仕切りもかなりの高さまで上がるので、立ち上がらないと目線が合うことはないでしょう。

続いてお手洗いです。

まるでホテルの洗面台のようです。

人ひとり寝れそうな空間。
便器は写真の右端の座面が上がり、中にトイレが入っています。

水の出は悪くはありませんでした。

アメニティ類はラウンジの個室や、シャワールームにあったものと同じブランド。

衣文かけまで用意されています。

タオルはまかれた状態でセットされています。



ウェルカムドリンクです。シャンパンを選びました。

上質なひと時です。


こちらはビジネスクラスの座席です。

キャセイパシフィックなどに見られるシラス型ですね。
窓に頭が向くので、景色を楽しみたい人にも最適です。

横幅や、サイドテーブルにも余裕があります。

窓3個分はあります。

足元空間は若干狭いように思いますが、ビジネスクラスにしては最高レベルの出来栄えです。

ラウンジスペース。非常ドア+窓4個分のスペースがあり、かなり広いです。
個々の部分は運賃を発生させないスペースなので、完全に顧客満足度を向上させるために設けられたスペースです。


埋没式のシャンデリア。

この時はまだ準備中でした。
花は造花でなく本物です。

事績に戻ります。
ブラインドは電動式で、プラスチックシェードではありません。

ノイズキャンセルリングヘッドホン。これがBOSE製品にした方がイメージアップにつながると思います。
一方ヘッドホンをしたまま寝るお客さんもいるので、その厚で壊れれてしまうこともあると思うので、高い製品を導入するのは難しいところです。

アラビックコーヒーをいただきます。

座席のシートコントローラーは、電動式でANAのファーストクラスにあったものとほぼ同じです。

一方IFEのコントローラーは、JALのファーストクラスにあるものと酷似しています。
スマートフォンのように見えます。

それでは出発です。
カタール航空のA340-600がちょうど降りてきました。まだ現存しているのですね。

こちらはA321-200

こちらはB787-800

いよいよ離陸します。34Rとか、羽田と一緒ですね。

カタール王室のB747SP。かっこいいですね。

後ろにはB787-800が待機しています。
上空の様子はまた別の記事で。