16年GW連休9 ファーストクラスで行くフィリピンリゾート アシアナ航空 OZ701便 B777-200ER ファーストクラス 仁川-マニラ

ラウンジでくつろいだ(?)後は、すぐに搭乗です。
ゲートに向かったころには既に搭乗は始まっています。
いよいよ楽しみにしていた、B777-200ER型の最新ファーストクラスの座席に対面します。

今日の機材。ICAO表記では77Wになっていて、一瞬300ERにして短い、、、まさか772にシップチェンジ?とひやひやしましたが、200ERも77Wに含まれるので問題ありません。でも300ERに乗りなれてると、ヒヤッとしますね。

朝の忙しい時間帯なので、ゲートに到着したころにはほとんど最後の乗客でした。

ファーストクラス。

今日は中の島です。残念ながら窓側は取れませんでした。
しかし7/8という埋まり具合で、隣が来なかったので広々とつかえてよかったです。

座席箱の形状はANAとよく似ていますが、座面はANAより狭いかもしれません。
これだとマツコ・デラックスさんはハマるかもしれませんね。
ちなみにANAのファーストクラスは収録で座っていましたが、おさまっていたようです。
2席買うか、ファーストにするかで悩んでいらっしゃいましたが、思うに、あの方が一番快適に乗れるファーストは、ルフトハンザかキャセイじゃないかなと思います。
ただし2階席に行く階段が鬼門なので、ルフトハンザならA380か8i限定ですね。
ビジネスクラスならシンガポール航空の77WかA380なら大丈夫だろうと思うのですが、いかんせんシンガポール航空自体が、LGBTの客に優しくないので、乗れないかもしれませんが。
現実問題、トイレも考慮するとANAのほうが楽なような気がします。

話が脱線しました。オットマンは短くなっており、747みたいな「ベッドにしたときにふくらはぎが中空状態」という不細工な事態は避けられています。

モニターも大きめです。

仕切りも高め。プライベート性良好ですね。

窓側はこんな感じ。ANAの窓問題を解決したモデルみたいです。

好みはあると思いますが、座席周りのデザインだけでいえば、アシアナのほうが使いやすいです。

ただし、座面ののっぺり感は高級さに欠けますね。

ビジネスクラスはこんな感じです。
マツコさんが「ビジネスクラスでも無理」と番組内でいわれていました。
実際の長距離ビジネスクラスの大半が、エコノミークラスより座席幅が狭い又は同等レベルなことが多いので、そりゃ無理です。
JALのSS6なんで、実質横8列にしているようなものなので、本当に狭いです。
同じぐらい狭いのが、A330・340シリーズのスタッガート型ビジネスクラスで、これも実際横8列なのでエコノミーと同じです。
前後幅と、フラットになる点を売りにしているので、幅が広いわけではないですね。
そう考えるとシンガポール航空は本当に広いです。

足元の空間はこんな感じ。
広くていいのですが、オットマンに一工夫入れるのがこの会社の好みのようです。
残念ながらこれは失敗。
カバンが奥まで入りません。おそらく靴の収納を想定していると思われます。

画面サイズもほぼANAのスタッガート型と同じです。

レッグレストはない仕様です。

シートコントローラーは若干古いモデル。

自席に戻り、ファーストクラスのシートコントローラーです。

画面はかなり大きくて、見やすいです。

ファーストクラスのほうのフットレストは、収納になっています。
TUMIのリュックサックも楽々入るスペースで、これは素晴らしいスペースの使い方です。

一方で微妙だなと思ったのが、電源類のポート位置。
イヤホンやUSBはいいのですが、電源がその下のくぼみにあります。
一般的なラップトップの電源内蔵型ソケットではここに刺さりません。
不細工でも壁に露出したほうが、使用しやすいと思います。

個室内の間接照明。3段階程度で明るさが調節できます。
間接照明風の下の明かりはもうちょっと何とかならなかったのかなと思います。

ドアは露出型で、電車のプラグドアのような形をしています。
戸袋がある場合、そこから引き出せなくなる故障が多いので、こういう点は運用面からみてもこちらのほうがいいと思います。

ミニバー ビジネスクラス運用でしたので、何も搭載されていませんでした。
ファーストクラス運用でも、ペットボトルの水が搭載される程度にとどまるようです。
さて、このアシアナ航空、割と機内サービス品に関してコストを割いているなという印象なのですが、ペットボトルの水は機内で提供されません。
大瓶からの供用となります。

シートコントローラー PSPのようなデザインです。

窓側ではないので、特に離陸映像はなし、映画を見ることにしました。
タイトルは「スターウォーズ」
今まで知らなかったのですが、この白いやつは中にボディアーマーという設定なのですね。
あのバスケットボールみたいなロボットの親戚かと思っていました。

早速食事です。
前菜はサラダとよくわからないパテ。
そのまんま食べてみると、生ユッケ事件を起こしそうな味をしていました。

続いて、牛丼。
もうちょっと和風なものを想像していたのですが、結構、韓国風。
続いてチーズ。食べられないので写真だけ。

朝なので、酒もサササと回り、寝ることにします。
枕2個分横幅。これはうれしいですね。

ちゃんと最後までフラットベッドは続きます。

再度ボードは結構高くまで上がりますが、手前側が大きくえぐれているので、プライバシー性が損なわれます。そこは改善点かもしれません。

さて、起きたらマニラにアプローチしていました。

到着です。

イミグレが混むと厄介なので、速やかに降機します。

ターミナルの外に出ました。
およそ空港の中とは思えないような光景です。

空港内ではタクシーがメーターで行こうとしないので、外に出て拾います。
20分程度で拾えました。
マニラ マラテにあるロビンソンモールまで120ペソ。
渋滞にはまったわりに安かったと思います。