エベレストトレッキング1日目 ルクラ2840m→パクディン2610m ルクラでポーターを雇います!
ポーター探しへ
まず歩き始める前にポーターを決めないといけません。
背負ってるリュックと、手間手に持ってる寝袋が4つ連なった荷物がありますが、これを持ってもらう人「ポーター」を雇います。
そのためにはまず、ルクラで戻ってきたときの宿を決めます。
ホットシャワーありでそこそこ安い目の宿を探します。
ここルクラは結構開けた街で、外国人向けのおしゃれなカフェとかもあります。
それこそillyとかもあったように思います。
ポーター交渉
ひとまず戻ってきたときに泊まる宿が決まりました。
お安めの部屋でホットシャワー付き。ついでにレストランもおいしそうです。
ここルクラは必ず宿のご飯を食べなければいけないというシステムではありません。
しかし戻ってきたときの祝杯は、戻ってきた山小屋で挙げるのが礼儀となっています。
ここの山小屋で帰りの航空券を預かってもらいます(自分で管理してもよい)。
あとポーターを斡旋してもらうの、宿経由になります。
目安は1日Rs800~1500ほど。ポーターが持つ重量、ルートとかで左右されます。
今回は3名合わせて21kgと軽かったので、宿へのコミッション込みでRs1000/日でお願いしました。
また戻ってきたときのチップはおおむねRs3000~5000(合計)ほど渡します。
この条件で来た人は2名、一人は若い男性でしたがエベレストBCに行ったことはないと言っていました。
もう一人はおじいさんに見える男性。何階もエベレストBCに登ったことがある様子でした。頼もしいのですが、おじいさんにもし何かあったらどうしよう。とちょっと不安です。
いろいろ検討した結果、おじいさんにお願いすることにしました。
大きな決め手になったのは、荷物を担ぐ方法を熟知していたことです。
21kgの荷物は、彼らからすればそこまで重たくはありませんが、一般のシロート的にはかなり重たいです。
昔、山岳部で山登りしていたころ、学生は先生の荷物をもって登らないとといけないというルールがありまして、テント、水、食糧など合計20KGほど担ぎましたが、まさしく地獄でした。
その時にどうすれば負担が減るか?といろいろ研究しました。
同じような考えで荷物を持ち上げたおじいさんは、おそらく大丈夫だろうと思ったのです。
トレッキングスタート
ルクラの町を抜けて、今日はおよそ13kmほど歩きます。
今日に限っては少し下りの道になります。
買ったばかりのトレッキングシューズを慣らすのに、ちょうどよいです。
もちろん日本から買っていく場合は、あらかじめ軽く歩くなどして、靴をなじませておいた方がいいでしょう。
道中でもダウンジャケットや帽子などは購入することができます。
万が一忘れてもお金で解決することはできます。
ロッジの様子。
見た目は山のホテルという感じですが、中は思ったより質素です。
どんどん先に進むと
チェックポイントがあります。
ここでTIMS許可証の確認と、持ち物の申告を行います。
貴重品を持ってい登る場合、ここで申告しておくと盗難紛失届が出せます。
盗難?と思うでしょうが、道中には山賊が出ることもあります。
その時に処理がスムーズにいくようにという事です。
荷物を持つ役目をする水牛
重たい荷物は彼らが持ちます。
地元の人はこれぐらいの荷物を持ちます。
これでも十分重たいです。
山小屋が点在する町を行きます。
途中でマニ車があるので、くるくる回して安全祈願。
山道は下り優先のほか、牛優先などいろいろなルールがあります。
お経が書かれた石のプレート。
変った形の橋。人間がトラス橋を渡ると奇妙です。
水は非常にクリア!
野菜を栽培しています。
あたりも暗くなって霧が出てきたころ、やっとパクディンに到着しました。
おおよそ5時間ほど歩いたと思います。
宿での夕食。薪で火を起こしているので、香ばしいにおいが広がります。