地方大型ホテル
香港の九龍半島中ほど、沙田(シャーチン)にある、もう一つのコートヤード。
こちらは全くお勧めしません。
まず一つに、とにかく都心部に出るのに苦労する。
ホテルバスを利用するならともかく、電車でアクセスするとなるとかなり大変です。
最寄駅は地下鉄石門(シェクムン)駅。そこから500mで徒歩7-8分というところ。
この石門駅へのアクセスが相当大変で、
例えば中環駅からアクセスしようと思うと、まず赤いチュンワン線に乗って、油麻地(ヤウマーティ)駅で乗換、緑のカントン線に乗り九龍唐(クーロントン)駅でさらに乗換、水色の東鉄線で一駅、大園(タイワイ)駅で最後の乗り換えをして、あずき色の馬鞍山(マーオンシャン)線で石門駅を目指します。
書いているだけで意味不明ですが、とにかくアクセスが大変です。
ホテルの尖沙咀行のバスは20分ほどでスターフェリー乗り場に行くので、時間を合わせて利用したほうが良いです。
部屋
やはり地方なのでそれなりに広いです。
オットマン付きの椅子もあり、かなり広いことがお分かりいただけるかと思います。
スーツケースを開いても余裕ですね。
これだと中国本土にあるホテルぐらい、広さを感じます。
シャワールームなどは広さを感じるほかはほとんど変わりません。
こんな地方まで来ても外の景色は高層ビルばかり。
さすが香港はすごいです。
さてこちらのホテル、ラウンジサービスやっていました。
が、けち臭いことにゴールドのステータスを持っていても、そのアカウントにポイントつけないとゴールド特典は利用させないとのこと。
つまり2名で宿泊して、代表者が平、ツレがゴールドという状況で、
ポイントは代表者に加算、ツレの後光を使うという事は不可。
予約を代表者名義に変えてステイポイントなどはゴールドアカウント保持者に加算しないと、ゴールド特典を利用させないよ!
という事です。
えー、今までマリオット系泊まって、こんなバカなこと言うホテル初めてですよ。
さすがにレセプションと押し問答、最終的にはSVと話して、コルセンにOKの確認してもらいましたがそれでもNG!と言われました。
こういってはあれですが、リッツカールトンのラウンジでもあるまいし、何をかたくなに拒否しているのだろうとそのままUターンしたくなるような対応でした。
当然レイトチェックアウトやアーリーチェックイン、朝食、アップグレードなどはありません。
最初に揉めたせいか、荷物の手伝いさえありませんでした。
部屋に入っても怒りは収まらず、マリオットに事務局あてにコンプレインレターを書きます。
ほとんど恨み節のような文面ですが、送らないよりはマシです。
さて翌朝、怒った支配人が嫌がらせのために送り込んできたのかわかりませんが、9時にハウスキーピングを送り込んできました。
今から掃除をするので、、、という事ですが、あからさまに出て行ってくれという様子。
正直いい気分はしませんでしたので、そのまま荷物をまとめて退室します。
再訪
全く再訪したくありませんでしたが、マットレスランのためしょうがなく。
クレームを出すと中1日ほどで返信があり、次回泊まる際は必ずゴールドとしての対応をすると約束してくれました。
そして、翌々日再訪。
全く反映されていませんでした。
あんた、このホテル嫌いなのになんでまた来たの?と言われる始末。
むかっ腹は立ちますが、メールの内容を見せて交渉します。
今は部屋が空いてないから17時過ぎ(今は14時)に来てとかナメた対応をされましたが、ま、いいやと思い一回退却。
再訪するとこちらコーナー部屋。
たしかに今までの中で一番広い部屋です。
ただし部屋が広くなってもベッドが大きくなるわけではありません。
うおーかなり広いぜ!ってことで、香港の友達読んで飲み会をしようと連絡。
頭にくるところも結構あるけれど、ハコは悪くないので満足です。
普通の部屋の2つ分ぐらいあるかな。
そして風呂付。香港人の友達読んだのはこれの為。家にバスルームないという事だったので、香港の夜景と一緒に楽しんでもらった。
トイレには謎の椅子と雑誌立て。友達は「順番待ちできるね」と謎の発言をしていた。
もちろんレインシャワーブースは別途あり。
雰囲気がCXのカバナ風呂に似ているなあと思いました。
翌朝。当然朝ごはんはラウンジだろうと思っていたら、「ハァ?お前の部屋使えるってなってねえよ。」と。
よく見たらカードキーがエリート用ではない。
さすがに友人の前でキレたくないので、そのまま尖沙咀に逃げました。
朝ごはんどうするかな。久しぶりにスターフェリー乗り場の粥にするかなと思っていたのですが、ひとまずホテルにいっみたみたら、朝飯くってけばというオファー。
ただ飯最高!という事で、いただきました。
ソリが合わないホテルっていうのは絶対あって、コンプレインしても何も変わらないのだなと思いました。
香港ベストホテルはなかなか決めるの難しいと思います。