このご時世にイラン!?
大韓航空、ソウル/仁川〜テヘラン線に就航へ 「Traicy(トライシー)」
経済制裁が解除されたとはいえこのご時世に「イラン」便を運航するはなかなかの強気。
現在はイランへ入国した旅行者は、アメリカへESTAを使った入国はできなくなっている。ESTAの段階でははじかれないが、入国時にイラン入国歴が確認されれば、当然入国拒否に遭う。少々高いがビザを取得すれば入国はできる。ちょっとめんどくさい。
今後、トランプ政権に変ったことでビザ発給も見直されるかもしれない。
イランといえば、覚せい剤、偽造テレカ、放火殺人とあまり良いイメージがありません。
実際行ってみると、治安はめちゃくちゃ悪いわけではなく、親切な人もいます。
覚せい剤が多いのはイスラム教で禁止されていないから。飲酒と喫煙はご法度だけど、覚せい剤がダメとは書いていないので、現在でもキャビアと並んでイランの名産品となっています。
他方で最近まではB747-SPが飛んでおり、イラン人特有の人の好さからコックピットに招き入れてくれたり、あれこれ教えてくれたりと仲良くなると楽しいこともあります。
イラン航空、東京/成田線を北京経由で復活へ「Traicy(トライシー)」
そしてこのネタ。イラン航空成田線復活か?
昔はイラン航空は羽田に乗り入れており、その後仁川か北京経由で成田に乗りいれていた。
バックパッカーには有名な便で、成田→北京でも乗ることができた。現在はパキスタン航空が同じようなルート(成田-北京-カラチ)で飛ばしている。
この区間だけの利用はかなり安い運賃で購入できたので、お世話になった方も多いはず。
中京圏にはエティハド航空の中部-北京便があり、こちらも格安で有名。
また機内ではお酒が1滴も飲めず、ビジ飯ではキャビアが出るのにシャンパンが出ないという酒好きには厳しい便。
エジプト航空もお酒はダメですが、持ち込みの酒は飲んでよかったような気がします。
A380を12機購入!?
この記事によると3月21日からテヘラン→北京→成田線が再開予定でした。
現在のところは就航していない様で、この話自体とん挫した可能性があります。
A380を12機を含む118機を発注したとありますが、そんなに資金が潤っていたのでしょうか!?
2010年ごろに訪問した時は、核開発でアメリカから糾弾されており、ビザはとれんわ、飛行機は飛ばんわとひどい有様でした。
ATMは稼働しておらず、アメリカ大使館は気軽に近づけるような場所でもなく、朝から羊の脳みそを食っているハンニバルみたいな国という印象でした。
その後2015年に再訪します。
まさかの5年で驚くような変化を遂げており、現地のファストフードは脳みそからハンバーガーに代わっていました。
一番驚いたのはネットもあってないような国だったのが、iPhoneは要らんかね~?と路上販売していたこと。