爆弾テロ現場に行く
さて、中東といえばテロ、イスラムといえばテロ。日本でのステレオタイプといえばこんな感じよね?
なので、実際にテロ現場を見て来た。
見て来たっていうか、湘南の次はもうテロ現場なのよ。
地図で説明↓
ユネスコって書いてあるあたりが湘南ー西湘地区で治安が良いところ。
そこから南に行くと少し出っ張ってるところがあって、そこに高級ホテルケンピンスキーがあるの。
で、その南北にはシリア難民キャンプがあり、そこから南は昔ながらのイスラム地区、
航空写真にするととてもわかりやすい。
ユネスコ地区はビーチの幅が広いし、建物のちゃんと区画整理されてるわよね?
でホテルのプールがあって、その南北はよくわからない広場。
南はちっさい建物が密集してる。
少し拡大
ベイルートは区画整備がきっちりしてるところなので、こうやってぐにゃぐにゃした道があるということは、昔ながらの街ということね。
切り替えてみるとわかるこの小粒感。戸建といえば聞こえはいいけど、、、
心なしか若干海も汚いような。
で、よそもんの私が歩けるのはせいぜい、入口から300mぐらいの範囲。
不穏な空気があるわけじゃないけど、周りの人はあんたの来るところじゃないから早く出て行きなさい!っていうわね。
マリーナではあった人懐っこさが、ここでは途端になくなる。
町歩きスタート
西湘の終わりを告げる破壊された壁。
もうこの時点で、
あ、帰ろう
ってなるわよね。普通。
ひとまずバックパックを前に掲げてカメラしまったりして、歩みを進める。
途中で若いにいちゃんグループとすれ違う。
20代前半か10代後半か。割とちゃんとした格好だし、iPhoneとかもってて信用できそうだから、どの辺までいけるのか聞く。
写真送ってっていうので、エアドロップで送信。
西湘の終わりから少し離れたところにホテル建設中。
なんだけど、、、実はここの周りはシリア難民キャンプが広がっているので、シビアなが拡張性が求められるところ。
で、現地の街。カメラ出して写真撮ってると、車止めてまで
カバンから出さない方がいいよー
って教えてくれたりする。
軽い感じで書いてるけど、本当に緊張しながら歩いてる。
からお腹すいたので、レストランとか入る。
マリーナでお茶1杯のお金がここではラップとコークが変える。
で、そのレストランの横がテロ現場。だ、とか。
ガソリンスタンドが爆発しただけじゃないのか?と思うんだけど。
でも周りの人に聞いたら新聞持って来てあーだこーだ言ってるしな。
テロ現場の写真だけ撮ってると、目をつけられるので現地の青年の記念撮影を装う。
一見取り壊しただけに見えるけど壊れた車とか止まってるしな、、、
さっきすれ違った青年よりは、もっと質素な感じ。
聞けばアレッポ、ダマスカスから来たと。
彼らとご飯をつまんで、1時間ほどで失敬したわ。
帰り道
武装パトカーと何台もすれ違う。
もしかしてガサ入れかな?なら早めに帰って正解だった。
で、また彼らとすれ違う。
この辺でウロウロしてるっていうことは、多分西湘を超えられない大きな壁とかあるんだろうな。
こうやって海辺でハート作ったり
写真撮ってくれよ!ってダブルピースする平和なところなのに、恐ろしい出来事もあるもんだ。
で、こんな写真を撮ってたら、実は帰りにえらい目にあうのだけど。。。