北海道の無料温泉めぐり 貧乏特典旅行 day1-2 海なの!?湖なの!?不思議なサロマ湖に行ってみた。
念願のサロマ湖到着!
サロマ湖ってどこや?
ここです!
先ほどの能取湖のほど近く。
このサロマ湖、実は今まで行きたい行きたいと思っていながら、行けてない場所でした。
なぜそこまで興味があるかというと、名前がカタカナである点、明らかに海に接続しているのにあくまでも「湖」という名称をとっている点。
この2点がずーと疑問でした。
事の始まりは小学生のころ、一応受験なんか受ける子供だったので割と机には向かっていました。しかし勉強全く好きではないので、常に地図帳を見て現実逃避をしていた記憶があります。
理科で湖の定義について学び、そこで疑問が生じます。
なぜ、明らかに海水が入ってきているであろうこの「海の一部」が「湖」を名乗れるのだろうと。同様に浜名湖なんかもそうですが。
実にいやな子供です。行政が付けた名前に食いつくガキ。それに答えねばならない教職。ええ、先生からは嫌わてていましたね。
当時はWikipediaなどもなかったので、自分だけが知っている秘密のように、このサロマ湖の存在については、長年温めてきました。
漁に出るであろう漁船。はたしてサロマ湖の中で仕事をするのか、オホーツク海へ出るのか。
名称がカタカナという点に関しては、簡単です。
北海道の地名はアイヌ語を漢字で当てはめているため難読なことが多くいです。
サロマ湖に関しては佐呂間という風に当てはめています。
これをそのまま「佐呂間湖」としてしまうと、なじみが薄いので改めて「サロマ」というカタカナを使用していると思われます。
湖の適宜について改めて調べたところ
淡水と海水が混じっている汽水湖があることや、十分に大きな湖だと海のように見えることもあり、湖と海の概念の区分は必ずしも明確ではない。
と必ずしも、淡水なのか塩水なのかで区分されないということです。
大きさなのか?とも思ったのですが違うようですね。
アラル海はともかく、カスピ海は湖だったのですねえ、2015年の夏に行ったとき泳ぎましたけれど、そこの水はしょっぱかったような気がします。
ああ、その時の記事もちゃんと書かないと。
サロマ湖誕生の歴史を追ってみると、なかなか興味深い。
サロマ湖は、オホーツク海の湾入部が堆砂によって海と切り離された潟湖である。それより前の縄文時代には海と隔てる砂州がなく、サロマ湾として水を湛えていた。湖が生まれたのは今から約千年前と言われる[3]。
15,000~2,300年前までは、
この中の島がなかったというのである。
個人的には、サロマ湖最大の魅力は、この中の島なんだけど。
そして専門用語では中の島を砂州(さす)、湖の部分にについては潟湖(せきこ)といいます。
こういったものができる原理を非常に詳しく説明しているのが
こちら。非常に面白いです。
ちょっとケッペンの気候区分とか、興味出てきたなあ。
と、いうわけで、次回はケッペンネタやってみようかなと。
ワッカ原生花園
こちら、砂州の東側にある「ワッカ原生花園」。
ちなみに西側には「サギ沼原生花園」というのがある。
いかにも西武新宿線にありそうだけど、北海道にあります。
ようはこの間を通行できれば、長年の夢は達成というわけです。
早速事務局に問い合わせると、、、閉まってました。
やっべーちんたらしすぎた。
北海道の景色は時間の感覚がなくなってしまうね。
ちょっと歩いてみた感じ、1時間半ぐらいは奥に進めたけれどその先は不明。
散策コースをひたすら歩いて、夢達成は終了。
もうちょっと下調べが必要ですね。
サロマ湖に沈む夕日
きれいですね~。いつまでもここで沈みゆく夕日を見ていたい。
いやそうではない。
この後花火大会があるのである。
もうちょいで沈みそうだけれど、ここを後にして紋別へ急ぐ。
サロマ湖到達です。
紋別に向かう道中から。
ああ、急がないと始まってしまう。