おら林檎屋さ行くだ。AppleStoreでiPhone修理してきたよ。
iPhoneが曲がりました
日頃使っている携帯電話はiPhone 6 plus 64GB(au)。
発売当初から曲がる曲がると評判になり、ハードケースに入れて使っていましたが、最近確認するとやっぱり曲がっていました。
ついでにガラスが割れた事もあり、修理しにAppleStoreに行きます。
契約状況
自宅は中京圏のちょっといかれたCMやってる某電力系光回線を使っているので、スマートバリューを組んでお安く使っております。
こちらのiPhoneは1年半前にMNPで一括0円にて購入したシロモノ。加入時にはスマートパスとAppleCare+に加入しました。
これで月々1000円チョイ取られますが(2年で24,000円)、2年間で2回はAppleでの有償修理交換が、実質無料で受けられます。
AppleCareは正規修理代金の何万円を7,800円(2016年11月現在)にしてくれるサービスです。
そしてauスマートパスは、その自己負担金7,800円を返金してくれるサービスです(年2回)。
つまり月1,000円、2年24,000円余分に支払う事で、iPhoneを適当に使っても問題ないという事になります。
リセールバリューを考えると最後に交換して売却した方がいいので、1年11ヶ月目に交換します。
最近はキャリアの下取り額も悪くなく、ヤフオクの相場もグッと下がってきたので、あまりそこは拘らなくても良いかもしれません。
どこで修理するか?
もちろん全国のAppleStoreのgeniusBarが窓口としては妥当でしょう。
AppleCareに加入していれば自宅に代替え品を届けてくれるサービスもあります(すっかり忘れていました)。
また、Appleでは対面修理場所を拡充させるためApple正規プロバイダによる修理もできます。
家の近くにも対応したお店がありますが、、、ちょっと難儀なのです。
何が難儀かというと、AppleStoreでの修理交換と正規プロバイダでの修理交換費用というのは同額ではありません。
当然リセールバリューが乗っかります。
おそらくAppleCareに入っている商品であれば、AppleStoreにある商品と同額でやってくれるのでしょうけれど、基本的にはAppleStoreに誘導されます。
なぜか?
彼らはあまり在庫を出したがりません。
正確に言えば、無料修理になるような件ではあまり動いてくれません。
もし無料交換して在庫が切れた直後、無保証での修理交換依頼が来た場合、販売機会を失うからです。
Appleの修理交換部品を正規の修理金額で治した場合、その店(法人)に入る利益は2-3000円です。
これは付加価値をつけた上でこのぐらいの利益しかありません。
Appleとはそういう企業(私は好きですが)ですので、商材を取り扱う企業は四苦八苦です。
かといって在庫が動かないのも需要を疑われてしまいます。
つまり店としては利益追求のために、無保証での修理要望に応える方が良いとされます。
さて、他方で各携帯キャリアショップでiPhoneを販売するときは、必ずと言っても良いほどこAppleCareへの加入を勧めます。
「Apple製品は修理に何万もかかるでヤンス」
と言えば比較的多くの人はすんなり入ります。
あとはスマートパスのような半強制加入商品は、本人の意思とは関係なく入る事になるでしょう。
そうして修理費が実質無料だと謳うわけです。
しかしここで落とし穴。実際受ける側はとても手厳しい対応。
都心部でAppleStoreが近い人なら良いですが、沖縄の離島や北海道の内陸部で、修理交換も一苦労という人は困ります。
(そのための配送修理交換なのですね、忘れてました)
私の住む場所は、幸い離島でも山中でもありませんが、AppleStoreは全く近くありません。
2つある候補のうち、一つは60km、一つは150kmほど離れています。
早速予約をすると150km離れた店で、ちょうど良い時間に空席あり。
早速予約して電車に3時間揺られて行ってきました。
AppleStoreで
指定時刻の5分前に入店し、チェックインします。
店内で来店を確認するスタッフがいるので、その人に名前を伝え指示があるまで座って待ちます。
10分ほどで名前が呼ばれました。
この間で、店のWifiを使いiCloudに写真のバックアップを取り、「iPhoneを探すをオフ」にしました。
この作業は交換となった場合は必ずやるので、事前にやっておけばgeniusの負担が減ります。
ガラス交換だけで済む場合はパスコードをオフにして、指紋認証削除します。
製品の性能テストも行うので、StoreのWifiにつないでおくのは必須です。
言うまでもありませんが、例え無意味であっても「最新のOSにアップデート」「バックアップの作成」はしてください。
でないとgeniusの顔は曇ります。
ここはAppleStoreです。geniusの機嫌を損ねて良いことは何一つありません(私はApple好きですよ)。
基本的にgeniusと客は対等の立場と考えて良いでしょう
しかしこれは「欧米式」に対等という意味です。
日式のただ闇雲に要求する「お客様は神様」的な意識での対等ではありません。むしろその様な考えを持っていると、非礼に思えるかもしれません。
彼らは壊れたiPhoneを無償で治すこともできるし、一般的な修理費用で治すこともでき、または正規修理料金満額を請求するかもしれません。
あるいは態度によっては断られるかもしれません。
私はもう長いことApple製品と付き合っていますが、このgeniusbarとうまく付き合うのには一苦労しました。
まずはイベントなどで顔を覚えてもらい、geniusスタッフへと紹介されて、店長に、、、と
たかが修理でバカバカしいと思うでしょう?しかし欧米式の対等とはそういうものです。
日本の様に平等にお金を支払えばモノが手に入る世界ではありません。
まして売り子を見下すなどありえないでしょう。
日本はサービス業をする側では一流を気取る反面、それを受ける客の態度はまだまだな所があります。お札を投げる、堅気でない態度を取るなど、その場に相応しくない態度や要求をする事もありますが、ここは欧米式に友好関係を築き相手が納得する様な話し方をする事が得策です。
iPhoneを探すをオフにするなどの行為も、相手が行うプロセスを簡略化することでその人のストレスや
対応時間を軽減させることができます。
まずはAppleという会社の考えを知ることが第一歩ですね。
さて今回もうまくコミュニケーションができ、さささと交換が済みました。
修理費用は7800円です。今話題のApplePayで支払うことも可能です。
その後は近くにあるauショップで修理代金サポートを請求する用紙をもらい、ついでにRimowaの修理も出してきて、用事は終了です。
おおよそ1時間ほどで完了しました。
その後はモニター案件の居酒屋でチョチョっと飲み食いし、帰ります。
割合とうまくいったかなと思える休日でした!