マイレージプラスのお得情報
このブログでも、何度も取り上げていますがユナイテッド航空(UA)のマイレージプログラム(FFP)、マイレージプラス(UAMP)は使い方によっては本当に有用です。
特にお得な使い方の一つに、日本国内線の特典航空券があります。
片道あたり最小5000マイルから引き換え可能で、現在のところ空港税などはかからず取ることができます。
注意点
- 出発日が発券日の21日前以内の場合、ステータスに応じて緊急発券手数料がかかります。(最大75USD)
- またコールセンターに電話をかけて発券する場合、ステータスに応じた手数料がかかります。(最大25USD)
- 乗り継ぎは片道当たり、3-4回まで(5フライト)
- 出発地から目的地までの距離が800マイル以下の場合、片道あたり5000マイル
- 出発地から目的地までの距離が800マイル以下の場合、片道あたり8000マイル
- 往復の旅程では、ストップオーバー可能
しかしこんなことは、UAのホームページにも書いてありますし、ちゃちゃっと調べれば、もっと詳しくかつ親切に書いてあるサイトは山ほどあります。
マイルで破滅をうたっているサイトですから、普通の乗り方をしても面白くありません。
8,000マイルの特典航空券は損
はっきり言って、片道当たり8000マイルの特典航空券は全く魅力がありません。
ストップオーバーをして、かつ目的地が801マイル以上離れていなければ無価値です。
A空港-801マイル以上-B空港-801マイル以上-C空港-距離不問-AorD空港
このようなルートであればお得といえます。
A都市を仮に羽田HNDとすると、801マイル以上離れているB都市は那覇OKA、宮古MMY、石垣ISGになります。
仮にB空港を那覇OKAとします。次はOKAから801マイル以上離れている都市を探します。
那覇→中部NGOは808マイル、小松KMQだと872マイルですので、この2空港を直線で結び、それ以遠の空港がC空港になります。
仮にここは新千歳CTSとします。
最後はA空港HNDに戻ってきてもいいし、別の都市D空港でも構いません。
但しWebで発券する場合は、D空港にする場合、往復+片道になる可能性があります。
その場合は電話で発券するしかありません。
仮定のルートは
HND//OKA//CTS/HNDになりました。
往復で16,000マイル、1回ストップオーバーをしています。
ためしに、最後は中部NGOにしてみます。
逆オープンジョーです。
問題なく、16,000マイルで計算されました。
しかし、いったいどれだけの人がこういう風な旅程を組むかは疑問です。
せいぜいあるのは、首都圏の人が宮古島と石垣島を一つの休みで回ってみようとか、あるいはA空港が日本の極点に近くで、目的地までかなり離れているとかの場合など、ごく限られたケースでしかメリットを発揮して使うことはないと思います。
ちなみに800マイル以下の特典航空券(5000マイル)では、たとえ往復にしてもストップオーバーはできません。また、各都市の乗り継ぎ時間は原則12時間以内です。12時間より長くトランジットする場合、たとえ距離が800マイル以下であっても、8000マイルに上がります。
トランジットの12時間以内というのは、実質同日乗り継ぎを意味します。
日本の国内線は、一部路線を除いて、原則0時から6時ごろまでは飛んでいないので、
20時以降に到着して、翌朝8時に出発できる空港しか、日をまたぐトランジットタイムを取ることが出来ません。
5000マイルの特典航空券を極めろ
出発地から目的地が800マイル以下の目的地というのは結構限られており、日本の最大の空港HNDを基準に考えると、沖縄県以外のANA就航都市をカバーします。
最近はLCCの競争も激しいので、行く目的地によっては、LCCを使い、成田NRT空港に行く労力や、そこでの手間を考えてもそちらの方がお得な場合もあります。
個人的にお得と思える目的地は、北海道の新千歳CTS以外、八丈島HAC、対馬TSJです。
しかしどこも平凡です。
試しにこういうルートを切ってみました。
フリータイムお上りさん&エクストリーム道後温泉(中京向け)
伊丹ITM-羽田HND(1泊)-松山MYJ-中部NGO
これで5,000マイルです。察しのいい方なら気が付くと思うのですが、これは片道です。これで2日これで遊べます。
但し中京圏かつ伊丹空港にも行けるほどの距離の方向けですが。
1日目は、ITMでスタンバイをかけて早い便に乗って東京でショッピング。
2日目は、日帰りになりますが道後温泉でゆっくり温泉につかり名古屋に帰ってきます。
関西圏の方は、伊丹を岡山に、名古屋を伊丹に帰ればOKです。
エクストリーム道後温泉&SLばんえつ物語(首都圏向け)
これはスタンバイなしです。
1日目に道後温泉に入りに行って、名古屋で1泊 時間的にセントレアの東横インとかが楽ですかね。
2日目は朝一の便で新潟に飛び、タクシーに飛び乗りJR新潟駅を目指し、SLばんえつ物語に飛び乗ります。
まあ、指定席券が手に入ればですが。
あと一応バスに乗っても間に合うスケジュールですが、万が一遅れたらすべて台無しです。ばんえつ物語を追いかける方法があればいいのですがね。
その後は、喜多方ラーメンでも食べて、のんびり帰ってこれば、素敵な土日です。
青春18きっぷのシーズンであれば、新潟から帰る費用は最小化されます。
エクストリーム竹富島海水浴&秋田きりたんぽ(首都圏向け)
1日目は、羽田朝6時10分が厳しいですが、それに乗れば9時間石垣島に滞在することができます。
絶さすがに体がだるいので、羽田→石垣島はアップグレードしたいですね。
石垣島空港9:30出発の東バスに乗れば、10:07に石垣港につきます。
接続の船は石垣10:30発竹富行きに乗れば、10:40頃には島に到着します。
お昼前には、ビーチにいることでしょう。
帰りの船は竹富島15:45発の船に乗れば、15:55に石垣港に到着します。
接続のバスは石垣港16:31発の東バスに乗れば、石垣空港には17:07に到着します。
<参考リンク>
空港⇔石垣港 バス
石垣港からの船
2日目は、秋田できりたんぽを食べてから、JRのシグネチャートレイン 秋田新幹線E6こまちで帰ります。
Viewカードのグリーン車利用券なんかも組み合わせたいですね。
NEW!行ってきました日帰り石垣島!
↑石垣へ行く便
↑石垣島から竹富島に行ってみる。
↑石垣から帰る便
函館で湯の川温泉と海鮮に舌鼓&鳥取スタバと砂丘(関西圏向け)
1日目は、函館駅前の海鮮市場でおいしい食事に舌鼓を打ち、湯の川温泉でくつろぎます。
2日目は、砂丘見学を楽しみます。空港から砂丘までは車では20分。
その後は世界で最もHOTなスターバックスコーヒー シャミネ鳥取駅店と「すなば珈琲」でコーヒーの飲み比べを味わいます。
ってか、すなば珈琲ってすごい名前だな、、、月曜から夜ふかしではスルーだけど。
最後は智頭急行の特急スーパーはくとで帰ります。
一生に一度はお伊勢さんと松阪牛&仙台でも牛タンを味わう (九州圏向け)
1日目は
長崎→中部はスタンバイで、朝便に。
そうすると長崎09:40発、中部11:00に到着。
大分09:40→中部10:45
鹿児島09:55→中部11:10
宮崎08:55→中部10:10
どの空港も旅程成立する便がありますよ。
その後、中部国際空港から高速船で三重県の津なぎさまち港へ。
11時か12時の船に乗り、津なぎさまち港へは45分後に到着。
津なぎさまちから、ゲートウェイの津駅まではタクシーで15分ほど。(バスもあります)
待機していることはあまりないので、あらかじめ予約しておくといいと思います。
12時か13時には津駅に到着。
仮に遅い方の13時着と仮定すると、
どんだけ手間取ってもこれには乗れます。
もしこれに乗ることになたっら、先に外宮(最寄駅五十鈴川)から行った方がいいでしょう。
おかげ横丁(赤福もここ)というお土産通りは16時には暖簾をおろします。
もっと早く行けたら、内宮(最寄駅伊勢市)から先が良いと思います。
お伊勢参りを堪能した後は松阪へ移動し、有名な松阪牛専門店「一升びん」などでA5級の肉に舌鼓を打ちます。
その後は津市内まで戻り、駅前のホテルに宿泊。
松阪→中部セントレア港行きもあるのですが、松阪港は市内から離れており、タクシーに乗ると相当な金額になると思います。
2日目は
津なぎさまちを6:00出発の船に乗り、セントレアには6:45に到着します。
その後仙台空港には9:00、市内は10時ごろの到着と思われます。
18時ごろまでは仙台市内で時間があるので、牛タンに加えていろいろ観光もできます。
一生に一度はお伊勢さんと松阪牛&東京パワーショッピング (北海道向け)
一個前の九州発と同じです。
新千歳で、朝便をスタンバイしてください。
新千歳8:15→中部10:00に乗れればラッキーですね。
さすがにちょっと疲れてきたので、この辺で一回切ります。