さて、ここからは一気に貧乏旅行に転落します。
貧乏に極み!ジプニー(フィリピンの乗合バス)でもよかったのですが、いまいちどこに行くかわからなかったので、タクシーを選択。
空港(敷地の外から)でタクシーを捕まえて、マラテ地区の宿までタクシーで120ペソ!約1時間。
空港で待ってるタクシーは、メーター金額x2じゃないとダメとか、500ペソでとかふざけたこと抜かすので、外で拾う。
それでも、ストチー(ストレートチルドレン)がタクシー止めてやっただろうフィーを請求してくるので、罵詈雑言を浴びせて回避。
この辺でタクシー拾う。
そんなことやってるのは自分だけだったけど。
日中はかなり日差しがきついので、拾うまでは大変な思いをする。
タクシーを拾ったなら、こういうルートで移動する。
26分は絶対に無理。
空港からR-1までは慢性的に渋滞していて、そこの通過に30-40分ぐらい。
R-1に出る右折信号で20分ぐらいかかる。
R-1自体はそんなに混んでいなかったので、すいすい進んだ。
宿のロケーションはこちら。
このRemedios Circleを目指していけばOK!
メーター金額は160PHP。フィリピンタクシーには学生と老人に割引をやってる会社があり、証明書を提示すると割引される。
今回は120PHPでOKといわれたのでラッキー。
しかしここはフィリピン。
なかには書いてあるのに応じないタクシーがあります。
RemediosCircleというのはこういうところ。
一見綺麗そうだけど、下見て歩かないとウン子がいっぱい落ちてる。
踏まないようにね。
実際周りの風景こういうの。特に危ない思いはしなかったけど、お金がある人たちはまあ来ないだろうなという雰囲気のところ。
ストリートバスケやってる子供たち。この子たちはストチーではないよ。
見分け方は靴と服の汚れ具合かな。
あと、こんな風に活発に動いてない。
昔、フィリピンに来た時に、スモーキーマウンテンというマジモンのスラムがあって、それを見に行ったことがある。
マジモンのスラムは、もっとおえーって感じ。
実際踏み入れたら、もう、自分の皮剥いで丸洗いしたいような気分になる。
姉歯もびっくりの違法建て増しアパート。
でもこういうコンクリート使っているので、見た目はスラムっぽくても実際は違う。
あーアジアに来たなって感じです。
そのサークルのもうちょっとマシなところに宿はあります。
「Chill-Out Guest House」
私はAgoda で予約。どうせトランジットなので、もうどうでもいい宿でいいかなと。
評価はウーン*1ですね。
価格はこんな感じ
個室優先で探して、かつ最安値のところ。
Booking.com でも探したのだけど、なかなか個室の良物件が見つからず。
よく安宿探しに使うのは
か
Agoda のどちらか。
チェックインタイムにはちょっと早かったけど、入れてくれた。
さてお部屋の状況。
ドアは木製。鍵は普通の奴。セキュリティはまあまあ。
中はこんな感じ。
自室は荷物を広げた後だったので、他の部屋。
セミダブルか、ぎりぎりシングルベッドを突っ込んだ小部屋。
部屋によっては窓なしなので、圧迫感あり。
気になるベッドバグはいなかった。
おそらく一番の問題は空調。マニラは気温が40度ぐらいまで上がるのだけど、部屋の中は蒸し風呂またはサウナ。おそらく45度ぐらいまで上がっていた。湿度もむんむん100%
扇風機は熱風をかき回すだけで、全く涼しくない。
当然寝れないので、とにかく部屋を冷やすために、床とベッドマットの半分に打ち水をする。
ちっちゃな机があるだけの標準タイプの安宿。
当然、床もベッドも水びたしになるけど、心配いらない。
なぜならものの5分程度で、蒸発してしまう。
それを何度か繰り返しつつ。体温と室温を下げた。
おそらく3時過ぎぐらいまでやっていたと思う。
建物がコンクリート製なので、昼間の熱が夜まで残るのだ。
さらに、マニラは夜でも涼しくない。
まさしく熱帯地獄。
頭がボーっとなりながら、やっと4時ごろにウトウト来る。
熱風をかき回すだけのファン。結構うるさい。
ちなみに朝起きたら、かなり疲れが残っていて、正直全く休まらなかった。
体力は回復しなかったが、睡眠欲だけ満たした感じ。
トイレ。一応清潔である。
個室だったが、シャワー、トイレ別。
こういう、紙が流せない発展途上国では、かえってトイレは外のほうが清潔のような気がする。
いや、きれい汚いじゃなくて、紙バケツや水桶があるだけで吐き気がするので、こんなもの個室にあると、気が参ってしまうという事。
こういう国に生まれなくてよかったと、本当に親に感謝。
シャワールーム。一応清潔で、かなりビミョーな熱湯は出る。
裸足で浴びられるほどではないので、ビーサンがあると重宝すると思います。
今回はクロックス1足で来たけれど(ファーストクラスもクロックスで乗った)、正直水はけが悪く、水虫を進行させるので、ちゃんとビーサンのほうがいいなと思う。
有名な話だけど、フィリピン飯は常人には食べられないほどまずいと聞いていた(前回来た時も信じられないほどまずかった)ので数食分は避難食を持ってきていた。
キッチンはあり、調理は可能。
冷蔵庫は、ものの詰めすぎで全く冷えてないけど、一応ある。
さて、総合評価、、、、45点(100点満点中)
この値段で個室をgetできるのはいいけれど、根本的に寝れない、回復しないのでは宿としての環境に完全を加えないといけない。
シャワールームも改善の余地あり。
その辺をリノベして、クーラー導入されたら2000円-2500円ぐらいになるかな。
そっちの方がいいと思うけど。
立地と客層の説明をすると。
ここは歓楽街の近くにありながら、割と静かな場所にある。
男性一人の客(白人と韓国人)は完全にエロ目的。
どっちも頭のおかしい感じの客だった。
大体そういう客は、他のゲストに声かけて来たり、スタッフと金銭関係でもめている。
そういうのには近づかないのが一番。
これに関しては、ここだけでなく、また帰るときにマニラに一泊した宿でも同じような事が起きていたので、買春ツアー客の宿代支払いに関してのモラルは最低という事なのだと思う。
男、女問わず旅人には向いている宿(熱い環境を我慢できれば)、と思う。
ゲストは日中いることは少ない(エロ目的の人は日中にいるけど)ので、室内クーラー稼働時間で考えれば、7-8時間程度。
消し忘れ防止装置を考慮すれば、電気代を抑えつつ、手の届く範囲の安宿として再起しそうだけどな。
翌日、チェックアウト後(12時)はちょっと時間があったので外をぶらぶら。
近くにあるロビンソンモールにSIMを買いに行ってみる。
太陽がぎらつく中。
ゾンビのようにロビンソンへ向かいます。
ほんのすぐ近く。
ここの中でSIMを購入。
なかはフィリピンじゃないみたい。
ほかには、パソコンショップ「CD-R KING」という、なん
だか貧弱そうな店で、やっぴり貧弱なUSB1.1のみ対応のハブを50ペソで購入。USB3.0対応は1200ペソもした。
後はiPhoneの充電ケーブルを80ペソ。
下のスーパーで、サンミゲルビール小びん(27.75ペソ)、コーラ(21.25ペソ)、サーモン丼(180ペソ まあまあ行けた)を購入。
テナントはかなり豊富。ROXYとかも入っていて、かわいい水着とか見て涼んでいく。
ただし座るところはないんだよなー。
ジョリビー入る?いやだな。
その後、マニラに帰ってきたときに泊まる宿を確認。
かなり近い。ほぼ目の前。
日本からここまで必要だった、防寒着一式をドロップしておく。
その後は、パサイにある日本大使館へちょっと野暮用を片付けに。
散歩しながら、歩けるところまで歩こうかなと。
道が単純なうえ4.6kmなので、歩けなくはないけど、うーん*2、ま、やってみます。
これは宿からR-1からほど近くのなんか。
つぶれてるのか作ってるのかわかんないホテル。
ふらふら入っていくと、白昼堂々強盗に遭いそうな裏路地。
ゴミと、それをあさるおっさん。
金の山を採掘していると思う事にする。
バスケットゴールと高層ビル。
ストチーの遊ぶ場を高層ビルが押しのけているという、貧富の差のコントラストを表現。
このへんからなんか気配が怪しくなったので、タクシー捕まえて、大使館へ。
残り1.5kmの距離でした。70ペソ。
野暮用はサササと終わり、宿に戻って、その後はカリボ行のフライトに乗ります。