中東旅行回想録59 エルサレム観光 ダビデの塔 聖墳墓教会で定番お土産 城壁を歩いてみた
入口の写真はありませんが、、、ダビデの塔です。
午前中に城壁内に入場したヤッフォ門近くにあります。
ここダビデの塔の入場券に、城壁を歩くチケットを追加して購入。
地球の歩き方には値段が書いてなかったけれど、そんなに高くはないです。
ダビデの塔 10:00-17:00(クローズは日によって違う)
30NIS 学生20NIS
内庭の様子。このダビデの塔は、シタデル(要塞)と呼ばれており、紀元前20年にヘロデ王がエルサレムを防衛する目的でここに要塞を立てた。
タワーのように見える尖塔は3つあり、その名前に妻、兄、友人の名前がつけられている。
当時は全世界で最も壮麗を極めたものだと言われてた。
そのあと、ローマ軍に占領されたときでも、この塔だけは壊されずに残った。
11世紀には十字軍など、増改築を繰り返して、軍の本部などがおかれ続けていた。
さすが要塞だけに景色はかなりきれいに見える。
ダビデの塔という名称は、ビザンツ時代に誤って呼ばれたのが始まりで、当時この塔はダビデ王が作ったと伝わっている。
この塔からは忠臣ウリヤが、妻バテシバの沐浴を盗み見ていた。
えらい残酷な像
当時のエルサレムの様子。
城壁の外にはほとんど家は建っていない。
城壁の中は、ほとんど当時と変わらない様子。
一旦敷地の外でて、城壁を歩く。
城壁巡り 9:00-17:00(冬は16:00まで)
大人16NIS、学生8NIS
城壁の内外を一度に見比べることができる。
ここを歩くと、旧市街はエルサレムにとって特別な存在であることがよくわかる。
ヤッフォ門近くから登り、南に進み、アルメニア人地区を通り、シオン門、糞門を超えて、エルサレム考古学公園の近くで出口になる。
おおむね1時間ぐらい。
その後は、キリスト教地区まで戻り聖墳墓教会へ行く。
ここはゴルゴタの丘、やっぱり足が疲れてくる。
ここの場所は若干わかりにくい。
この入り口は十字軍の門という。
左側は聖ヨハネのチャペル。
聖墳墓教会 夏5:00-21:00 冬4:00-19:00
入場料無料
写真はミカエルのチャペルか、アブラハムのチャペルと思われる。
ゴルゴタの丘は、イエスが十字架にかけられて、磔刑に処せられた場所。
ゴルゴタの意味はしゃれこうべという意味がある。
埋葬された丘の地形が頭蓋骨の形をしていることから、人類最初の人間「アダム」がm埋葬されている場所としても伝えられている。
その丘に建っているのが、聖墳墓教会だ。
十字架
ヴィア ドロローサと言われるイエスの歩いた悲しみの道を、この十字架を背負いながらめぐるツアーがある。
おそらくそのツアーのもの。
ここはイエスが息を引き取った後、香油を塗られた場所である。
ここが、ゴルゴタといわれている地点。
いまでも、この岩盤は香油で湿っており、それを顔に塗ったり、ロザリオに塗ったりしている。
この地に最初に教会をたてたのは、ローマ皇帝の母ヘレナだ。
熱心なキリスト教徒で、326年に聖地巡礼し、ベツレヘムの聖誕教会などの多くの教会を建てた。
そしてこの聖墳墓教会は336年に完成している。
この場所を発掘したときに、キリストの墓と十字架を見つけたとされている。
この協会はいくつもの戦争に遭い破壊されるが、そのたびに蘇っている。
十字軍時代には大幅に増改築された。
1808年には火事で焼失して、現在は再建されたものを使っている。
入口を入って、左側にあるイエスの墓。
ここはいつでも混んでいる。
コプト教のチャペルの中にある。
墓の写真はまずいかなと思ったけど、いろんな人が写真撮ってるからいいよね。
続いて、位置口から右側の地下にある聖ヘレナ聖堂へ。
きれいなモザイクが残る。
この教会堂の内部は大きく分けて、中央、殉教聖堂、復活聖堂と3パートに分けられている。
ここ地下には聖ヘレナ称えた、聖ヘレナ聖堂がある。
イエスが磔刑に処された場所は、この聖ヘレナ聖堂の上にある。
教会の中央にあるドームの天井には、イエスキリストの絵が描かれている。
最初に見た、香油の岩盤の隣にある急な階段を上り、磔刑されたといわれる場所を見に行く。
ここはイエスが磔刑に処された場所。
暗くてとんでもなく混んでいるので、貴重品には気を付けよう。
再び岩盤のところに戻ってくる。
ここでみんなロザリオやらポストカードに香油を塗りたくっているので、お土産によさそうだなと思い、外で買ってきて、自分向けのお土産にする。
こういう現地でひと加工するお土産っていいよね。
この協会はキリスト教の中でもいろいろな宗派のチャペルがあり、各派がそれぞれ管理している。
宗派ごとの法衣や宗教行事、習慣が違うので、面白い光景が見られる。
シスターさんに、聖ヘレナ教会近くで、お清めの水(キリスト教の人が額に水つけるやつ)の場所を、聞いたら、
うちの宗派ではあれがない(又は客に使わせていない)ので
XXの方だったらあるわよと、いいXX宗派のほうの神父に引き継いでもらった。
お互い別宗派なので、かなり丁寧な引き継ぎでびっくりした。
そのXX宗派もドアの内側にちょこんとあるだけだった。
さて、そんな客は珍しいのか あなた何教徒?と聞かれる。
うちは一応仏教徒になるので、そのように答えた。
さてこの協会、外ではイスラエルの美人すぎる兵がガッチリ守っていた。
いろいろ記念撮影などさせていただき、面白い?ものがあるわよと見せてくれたのが、これ。
ドラえもんの手ではなくて、爆発物を入れる箱。
時折稼働するらしいです。