中東旅行回想録48 アスワン観光4 イシス神殿 フィラエ島へ渡るボートでぼったくり
この後は、イシス神殿のある、フィラエ島へ向かいます。
このフィラエ島、古代エジプトでは、聖なる島だったらしい。
エジプトでも全力でぼってきそうな条件じゃないか。
ツアーで行くと追加料金がかかるので、自力で行ってみる。
対岸に渡り、ボート乗り場の近くでローカルバス(3ポンド)を拾い、アスワンダムと、イシス神殿のとの分かれ道まで向かいます。
バスの運転手は大麻吸いながら運転しているので、注意。
そこからは、バイクと耕運機を合わせたような、トゥクトゥクで向かう。
この間は20ポンド。
途中で警察乗ってきたけど、こいつらは無料。むかつくなあ。
手前の船乗り場まで到着。
この周りには、バザー会場のようなお土産屋が広がる。
入場券を買い(大人50ポンド、学生半額)、早速船の交渉。
船は乗り合いなんてものはなく、自分で貸切るか、どこかツアーで来たグループに小銭を渡して乗り込むしかない。
しかし、うまくグループに混ざろうとしても、なかなか難しい。
エジプト人船頭が目ざとく見つけ出して、乗ってもいいけどお前は150ポンドとか言ってくる。
30分ほどそんなのを繰り返したけれど、時間がもったいなくなってきたので、100で往復してくれるという船頭の小さい船に乗り込み出発。
他の屋根付きの船に比べると、かなり小さい。
動き出してから、やっぱり値段を変え始める。
もちろんこっちは、動き出す前に、
往復の値段であるか、
島で待っている間の料金は含まれているか、
島で待つ時間はどれぐらいか、
バクシーシは含まれているか
など思いつく限りのアドオンは確認している。
なんかアプリの課金コンテンツみたいだけど、本当にそんな理由で追加料金を請求してくる。
船代金が100だけど、人件費は別だ。
あと、この船は俺のものじゃないから、借り賃として合計50支払えという。
考えとくよ、とお茶を濁して無視する。
島が見えてきた。
30分しか待ってくれないので、急いで見学する。
一応、意味のないようなセキュリティチェックがある。
中は広大、、、とおもいきやそんなことない。
これがメインの建物。
内部の撮影は禁止。
中に入ります。
内部撮影禁止とか言ってたけど、欧米人もバシバシ撮っている。
これはイケるかな、、、
で、写真を撮っていたら、警備員がスススと近寄ってくる。
ここ写真ダメなんだよね、、、本当は。
まあ、XXポンドで見逃してあげるよ。
みたいなことを言ってくる。
なので、目の前で消したフリをすると納得したような顔して、次の獲物を探しに行った。
翌日行く、アブシンベル宮殿でも同じようなことがあったが向こうはもっとタチが悪かった。
意外と30分は持て余すかもしれない。
ゆっくり見ても、時間が余るので、個人で行く人は船の契約時間を読み間違えないように、、、
さ、帰ります。
船頭は早いなあ。あと20くれたら30分待つよ。と言ってきたけど、もう十分見た。
わずか10分程度の船旅で、元の船着き場に戻ってくる。
船を下りるとバクシーシも受け取らず、すぐにどこかへ行ってしまった。
一体なんだったんだ?
結局、100ポンドで乗ったけれど、地球の歩き方には、10人以上で5~6ポンド/人
と書いてある。これは片道の話だから、往復で考えると、船当たりのコストは100~120というところ。
別にぼったくられたわけじゃないけど、グループの船に乗せてくれればよかったのに。
そこで20ぐらい渡せば効率がいいと思うんだけど。
桟橋ではお土産がいっぱい並んでいる。どれもかなり高かった。
この後は市内に戻り、アスワンの目抜き通りを楽しみます。