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中東旅行回想録43 ギザールクソール 豪華寝台特急 ナイロルエクスプレス エジプト国鉄

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宿を後にして駅に向かう。
ピラミッド入り口付近に宿を取るとなかなかタクシーは捕まえられない。
捕まえたとしても、吹っかけてくる。


大きい通りまで出てタクシーを捕まえる。
値段を聞くと、メーターで。と言う。
非常にラッキー。

運転手は話好きで、いろいろエジプトの今についての考えを話してくれた。
ほかの国に比べれてまだ仕事はあるほうだろうけど、やっぱり失業者が多くて、多くの人が非行に走っている。
その中でも薬物が蔓延していて、非常によくない。
で、一応エジプトでは大麻は市民権を得ているので、僕はそれをやっている。
タクシーの仕事の合間に路駐して、一服する。
タバコ?あんなものはよくない。たばこを吸って、病気になって、そのためにまたお金を消費する。

大麻は病気にならない。
薬物に走る人は意味が分からない。

そういう話を聞いているうちに駅に着いた。
メーター金額は30に満たない。チップ込みで30支払い、さようならよい旅を。と見送られる。

そういう普通のタクシーに乗るのはエジプトでは非常に難しいことだ。

 

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駅には30分程度前に到着した。
上の高架は地下鉄の線路。

エジプトに限って早発はないので、安心して待つ。
中国人観光客が団体で待っており、彼らはアスワンに行くという。

 

実はこの後行く、アスワンで参加する「アブシンベル宮殿ツアー」で乗ったバスが強盗に襲われるのだが、なぜか「中国人」だけが対象で、私は無傷ですぐ解放された。

 

彼らは大丈夫だったろうか、と、ちょっと心配になる。

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これも不正乗車の一つの形。
落ちて死ぬと思うんだけど。

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1時間ほど待って、目的の列車が到着。

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JR東日本塗装

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個室には洗面所もある。一応タオルも用意されている。

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寝るときは、座席の背面を倒して、裏側にセットされているベッドを使う。

日中は座席にしており、あまり座り心地がいいとは言えない。
ベッドにするには上下段とも、車掌のキーが必要で、都度頼む必要がある。

ダイヤの都合上、おそらく走行中に座席に戻すということはないと思う。
なので、座席の写真は乗ってすぐに取らないといけない。

さてベッドにしてもらうのにチップがいるという風に聞いたのだけど、我々の担当の車掌氏は、ベッドにすると、さっさと出て行ってしまった。
チップをほしそうする様子もなく、意外とそんなことするのは日本人だけかもと思ってしまう。

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エジプトでは考えられないほどきれいだと思う。

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車内食。これは夕飯で、朝食も出た。

朝食はパンが山盛り。このパンはあんまりおいしくなかった。

夕飯のほうはそこそこおいしく、事前に要してあったビールで一杯やるのによいつまみになった。

列車は明らかに遅延しそうな速度で走っている。
定刻に目的地に到着しようと思うと、評定速度で40キロ台ないとまずいのだけど、実際は20キロ代。
ああ、これはゆっくり寝られるなと、逆に感謝する。

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朝目覚めると、ナイル川沿いの美しい景色のそばを走っていた。
列車は80キロぐらいで軽快に走っている。
MapsMeで位置を確認すると、ルクソールまであと2-3時間というところ。

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朝食のパンをもしゃもしゃかじり、ぼけっとする。
連れはこのルクソールが最後の町。
1泊して明日には日本に帰る。

最後の24時間だ。

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ルクソール駅到着。

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カマ。 構造がシンプルなので、まるでプラレールの機関車ように見える。

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あとあと問題になるのだけど、撮り鉄を楽しむ。

当然軌道上からの撮影も可能。自己責任でだけど。
日本でやったら、社会的に殺されるけど、まあここはエジプトだしOK!

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それでは元シェラトンホテルに向かいます。
なんと1月1日にリブランドした。
クソーポイント取り逃した。

 

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