- 今日の予定は、、、?
毎晩遅くまで出歩いているので、足が棒のようになっています。
そろそろ移動にタクシー使いたいなと思っているのですが、なかなか利用の機会がありません。
なぜなら、、、乗り方わからないし、相場もわからないw
現地の人の乗り合いタクシーで十分なんですが、どうやらルート化されているよう。
なかなか難しいです。
今日の予定は、トリニダーに行くためのビアスール(バス)のチケットを購入する。
ホアキナさん宿の空き状況を聞きに行く。
という予定です。
朝早く起きたので
どうも今いるカサでの寝つきが悪く、朝早くに目が覚めてしまいます。
なので、朝の散歩がてらホアキナさんの宿に空室状況を聞きに行きました。
安宿の空室を抑えるにはなるべく昼間ぐらいがいいのですが、、、
これまたボロイタクシー。
一応メルセデスベンツらしいです。
ストレッチしたタクシー。
これはJR西日本も驚きの改造です。
というかこれ、フレーム切って前後くっつけていますよね。
走っているうちに分裂しそう。
こち亀で見たネタだw
車の前後で車体番号違うw
ホアキナさんの宿到着。今日の空室は同でござんしょ?と聞いてみたら
今日も空いてないのよーオホホー。
だとのこと。
まあせっかくだから、お茶でも飲んでいきなさい!と客でもないのにコーヒーと果物をいただいてしまった。
ほとんど韓国人旅行客しかいない宿だけど、一人だけ日本人旅行客がいたので声をかける。
意気投合したので、そのままいっしょに散歩に出かける。
中華街方面行ったことないんすーというと、そっち方面に連れて行ってもらった。
その方はキューバ2回目で、前回との比較をしながら旅行をしているようだった。
前回のとの比較はどうですか?と聞いてみたところ
やっぱり外国人増えて、みんな商魂たくましくなってきましたねー。との感想。
そう。キューバに来た時から思っていたのだけど、、、キューバ人は、なんかお金にウルサイ。
金離れの良い人にはあまりうるさく言わないようだけれど、普通もしくは節約する人には結構うるさく言われる。
彼らも社会主義の崩壊、資本主義への転換期、お金がものをいう世界に突入して、外貨(CUC)を集めるのに必死なのだ。
CUC払いとわかるような店(嗜好品娯楽品を売る店)の店員は、目がギラギラしている。
一方、人民ペソを使う店の多くはそんなにがめつくない。
たまに1ペソ2ペソごまかされるが、1ペソ4円なのでそんなにイラッと来ない。
例えば、人民用のフレッシュジュースは1杯5ペソ(普通の人はお釣りもらっているのでそれ以下)。
パンでも10ペソとか。
そこで1-2ペソごまかしても、そう生活に違いは出ない。
いやいや3ペソでしょ!と言って、それだけ払っても怒鳴りあいのけんかに発展しない。
ところが1CUCは25ペソも違うので、しょっちゅうごまかされる。
煙草(コヒーバ)を買うにも3CUC、キューバリブレやモヒート1杯5CUCという具合にさらっと言われる。
やはり貧乏旅行者だもの1ペソでも安く買いたいし、そもそも余裕はない。
CUC払いの店では、さもそういうことをするのは相応しくないような空気感がある。
3CUCと言ってるんだから、3CUC払いな!というような。
すると、だんだんそういう店に足が向かなくなり、CUCで払う店が嘘くさく感じでしまう。
自然とペソ払いで通用する店へと向かってしまうのだ。
しかしペソ払いの店も結局は対人商売であるから、外国人とみると途端にこの商品はCUC払いだという。
げんなりである。
通貨が2つ通用する国ではこうしたやり取りが行われるので、お金に関して気の休まる暇がない。
もともとカリブの国は決して物価が安いわけではないので、カクテル1杯3CUCでも納得は行くのだが、そこに住む人民と観光客とを通貨によって隔てるというのは、その国に居ながらにして、その国を見ていないような気分になるのだ。
もちろん、その仕組みが悪いというわけではない。
歩き疲れて入ったバーで飲むモヒートが、お前は3CUC、そちらは10ペソでは納得いかないのだ。
キューバを歩き、そこでの疲れを癒すのに人民であるかどうかは関係ないと思う。
と、文句のようなことがほとんどなのだが、お金に関してウキウキするような話はめったにない。
思い出したようにバスのチケットについても質問してみた。
すると、タクシーコレクティーボがいいのではないか?と勧められる。
このタクシーコレクティーボはいわゆる乗り合いタクシーで、都市間輸送の補完を担っており、慢性的なバスの座席不足を補っているという。
今日行ってもビアスールのチケットは買えないと思う。
そう付け足されたので、少し考えてみることにした。
価格はバスと一緒で、ハバナ→トリニダーで25CUC/人。
さらに宿とドアtoドアで運送してくれるらしい。
カピトリオと蒸気機関車。
次回に続きます。