週末サクッと乗れる観光列車 SL北びわこ号に乗ってきました。
SL北びわこ号とは
JR西日本が運行する観光列車で、滋賀県の米原駅から木ノ本駅まで北陸本線を走っています。
琵琶湖北東を走っており沿線風景には琵琶湖や伊吹山を見ることができます。
運行日時は2016年はすでに終了していますが、例年毎日曜日に運行があります。
運行時刻は
SL北びわこ1号(43分)
米原駅10:09→木ノ本駅10:52
SL北びわこ3号(44分)
米原駅13:16→木ノ本駅14:00
の2本です。
終点木ノ本駅に到着したSLは1時間程度停車したのち、後ろに電気機関車を連結して米原駅方面へ回送されます。
木ノ本駅→米原駅は運行されておらず、普通列車で帰ってくる必要があります。1時間に1本程度しか運転されておらず、10時から16時の間は木ノ本駅を毎時14分に出発し、米原駅に42分着です。
木ノ本駅1X:14→米原駅1X:42 (Xは0から6)です。
直近の電車で帰れば、
米原駅10:09出発、11:42帰着(1:33)
米原駅13:16出発、14:42帰着(1:26)
と2時間以内で帰ってくることが出来ます。
この2時間以内が非常に肝心で、駅付近の駐車場のうちいくつかは「2時間まで無料」を謳っているところがあります。
また2時間以上の場合でも駅周辺には1日300円の駐車場が多くあります。
フラップ板のない駐車場で、駐車券を購入して見えるように貼り付けるタイプのものです。
これを活用すれば手軽に楽しめますね。もちろん電車で米原駅まで行く方がJRにとっても良いのでしょうが、いかんせん南からはアクセスが悪い!
名古屋、京都、大阪からならJRもさほど不便ではありませんが、三重、奈良、滋賀の南方面からはアクセスが悪すぎます。
複数人なら車の方がいいでしょう!
なんで乗ったか??
人それぞれだと思いますが、私の場合は不要になった指定席券+特急券が数枚あり、前日に払い戻しをする必要がありました。
この指定席券+特急券というのは、前日当日の払い戻しが非常に高額です。
例えば名古屋→東京の新幹線指定席の値段(料金券)は、4630円です。
これに30%の払い戻し手数料がかかるので、1390円も差し引かれます。
ただし1度までは同類の切符に変更することが出来ます(乗車変更といいます)
こちらの北びわこ号の指定席券は520円で、もちろんこれに変更することも出来ます。
というわけで、払い戻し手数料よりも乗るかもしれない列車に変更した方が得ジャーンと思い変更しました。
SL北びわこ号の編成
←米原駅 木ノ本駅→
5号車 4号車 3号車 2号車 1号車 SL
の順番です。
車内は
1号車 1-2番が2号車寄り車端、19-20番がSL寄り車端、奇数が山側、偶数が琵琶湖側です。
席番号はAが進行方向の窓、Bが通路、Cが進行方向逆の通路、Dが窓になります。
SLの真後ろがいいのであれば、1号車19-20のABCD席を上手に確保する必要があります。
車内のイベント
地元の方が町おこしイベントを並行開催(15:00まで)しており、いろいろ楽しめるようです。
私は残念ながらすぐ帰ってきてしまいましたが、1号で行って町をぶらつくのも悪くありません。
大都市近郊区間の経路選択の特例、いわゆる大回り乗車とも併用できるので、京都や大阪の方は琵琶湖をぐるっと1周回ってみるのも面白いかもしれませんね。
動画をアップしました。
長いのでお時間あるときにどうぞ!