ぼくはこうして破滅する~特典旅行がやめられない~

マイルをつかっておでかけします

要注意!シンガポールで強制送還!悲劇の始まり。

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シンガポール入国できず!

初物のB787-10に乗れてウキウキしながら入国に進んだわけ。

今回は往復ビジネスだし、ちゃんとした「バカ」じゃないホテル予約したし、楽しみねえなんてスキップしながら行ったわよ。

 

T2のイミグレはとぉっても混んでいて、左側が空いてたからそこに並んだわ。

それが悲劇の始まりだったわね。

列がそこそこ順調に進んで、その間にiPhoneを使いにくいエアポートWifiにつないでJBまでのバス(TS1)の時間を調べてた。

毎時15分に出ていて、今なら40分ぐらいあるから、通過したらセブンでタバコ買おうと思ってたのよ。

 

で、アタシの番が来た!

すっとパスポート出して、指紋読み取り機に指並べて待ってる。

スキャンも終わり、さ、入国すっぞと向きを変えて待ってると

 

「おい、前回の入国で何か言われなかったか?」

 

は?特に、、、、

モルジブ帰りでビクシー行くためだけに入国したんだけど、、、

ブラジャー2個で99ドルって言われたのに66x2でレジ打たれたぐらいしか、、、

 

「ちょっとついてこい」

 

 

怪しい展開に

シンガポールT2イミグレの右端にカウンターがあって、その横に小さな小部屋があるのね。

ガラス張りの小さな小部屋。ここで若いにーちゃんに引き継ぎ。

「そこ入ってちょっと待ってろ」

 

あら、コレは別室でインタビュータイムだわ。

 

一応なんでですかー?って聞いたのね?

したらちょいキレで

 

「黙れ、座ってろ」

だって。

 

シンガポーはとっても子供っぽくて短気で自己中だといつも思うんだけど、今回は頭に来た。

 

理由も説明なく個室に閉じ込めることはできません。

説明をして下さい。

 

というと、

おもむろにハンドガンをぬきとり

 

「だ、ま、れ、 座、っ、て、ろ 解るか?」

 

ってイキってきあがった。

もうコレは頭沸いてるわよね。

いくら赤道直下だからって、沸騰石頭ん中入れときなさいよって感じ。

 

ジェイルメイト

 

アタシがその部屋に入れられた時には、ほかに数名がいたけど、すぐに出て言ったわ。

残っちゃったのはいかにもって感じのおじさまと、ねーちゃん。

おじさまはネパール人で、SQ使ってSGNから来て、2時間ほどサンズで秘密工作してからPHNに3Kで飛んで、そっからNHでNRT、SFOと飛ぼうとしてた所を御用。この人とはのちのちルームメイトになる。

 

ねーちゃんは、EKでADDから来てた。理由はないけど、まあアフリカ人だし帰ろうか?って言われてたわね。この人はEKのリシュー終わったら、私たちが部屋出るぐらいのタイミングで帰っていった。

 

どっちもひどい理由よね。

さらにネパおじは、オフィサーに食ってかかっていったから、銃座で殴られて顎パンパンに腫らしてたわねぇ。シンガポール人からしてみれば、ほかのアジア人は敵っていう事みたい。

 

その後も入れ替わり立ち代り、日本人もちらほら来たわ。

自分探しでバッパーやってますっていうJDちゃんは、もう鼻声涙目でどうしたらいいの??ってしどろもどろ。

片道で入ってJB抜けるっていってたからコレは気の毒に、、、、でも戻るのはKLだからまだいいわよ。

 

びっくりしたのは普通にサラリーマン風の人もご来店。

すぐに会社の人が迎えに来て、解放されてた。

 

そんな感じで、次の拘置所(そう呼ばないでぇって言われたけど、アタシはそう呼ぶわよ)に連れてかれるまで、日本人も5人その他は63人かな数えてた分だけで。沢山のジェイルメイトにご来店いただきました。

 

ねえ、日本人が捕まるなんて!よっぽど食ってかかったんじゃあないの?って心配されたんだけどぉ、それぐらいのペースでとっ捕まえるのよ!あなたもこっち側に来るかもよぉ。

 

なんでかなー?って思ったら今は春の交通安全輸送強化週間だからよ。

アタシもおべべに「けーかい中」っていう腕章ハメて仕事してるしねえ。

 

では続きは次回で。