発表!世界一ムカつく空港ランキング2016!野猿出没!?
ウン国際空港ランキング発表!
Worst Airports for Overall Experience 2016
Worst Airports for Overall Experience 2016
さて今年もムカつく空港(ウン国際空港)発表されました。
ネタ元はNemoPさまのブログのこちらのエントリです
発表!世界一ムカつく空港ランキング2016!マニラはどうなった!? 2016 Oct 18 - CX902 マニラに住んでキャセイに乗る!時々映画レビュー
さぁて、私が経験した事のある空港はめでたくノミネートされているのでしょうか!?
空港設備綺麗さやCIQの稼働状況、飲食施設やその他サービスの充実度など総合的に見て評価されました。
それらが伴っていない、いわばこの世の地獄のような空港の名が連ねます!
ランキング1位
Jeddah King Abdulaziz International Airport, Saudi Arabia (JED)
ジェッダ、サウジアラビア
NemoPさまのブログによると、CIQの一つであるImmigration(入出国審査)に3時間も!かかったとか。
サウジアラビアといえば、メッカ巡礼が有名です。
このジェッダは巡礼客が多く訪れる空港なのでアホほど混むのでしょう。
なおサウジアラビアは観光ビザの発給を行っておらず、超難しいトランジットビザを取って行くか、燃料系orゼネコンの会社に就職してビジネスビザで行く他ありません。
旅人系ブログを見ていると、密入国してる人もいますが、割と大きいトラブルに発展しているようです。
ランキング2位
Juba International Airport, South Sudan (JUB)
ジュバ、南スーダン
スーダンってどこやねん!?って感じですね。
アフリカのエジプト近くにあります。
つい最近スーダンと南スーダンに別れました。
確か自衛隊がPKOに行っていたような。
あまりコメントしようがないですが、荷物が帰ってこないというのはバングラデシュのダッカと同じかなと。
手荷物を正確に返す率が低い→よしじゃあ全てロスバゲって事にするべ。
という大胆な舵取りをしていそう。
ランキング3位
Port Harcourt International Airport, Nigeria (PHC)
ポート・ハーコート、ナイジェリア
うーん。これもイメージわかないです。
ナイジェリアには行った事無いジェリア。
1-3位は日本人が行きそうも無いところですね。
ランキング4位
タシケント ウズベキスタン
おおー!これはわかります。
4位にやっと知っている空港が出てきました。
タシケント/ウズベキスタンの空港は税関の所持金検査で悪名高いです。
ウズベキスタンは外貨の持ち出しが全面的に禁止ですから、お財布チェックはあります。
その上、入出国の時に持ち込む/持ち出す外貨の合計を事細かに書きますから、そこで不自然だとすべて没収です。
また正確に申告した場合も、スマートプライシングで全額没収です。
この国の公務員はまさしく権力の塊といった様で、様々なハラスメント行為を職務と称しながら行います。
ナントカスタンと名がつく国は大概腐っていますが、ここだけ名指しでピックアップされたのはおそらく世界的観光地のサマルカンドがあるからでしょう。
ちなみに私がいった時もそこそこ厳しい検査がありました。
こういうのは本来きちんと申告すれば問題ないのですが、金を数えてる時にスられたり、あるいは「この金は本官の資産とする」とか言って持ってかれたりするので、馬鹿正直に申告するのも考えものです。
特にウズベキスタンは公示レートと闇レートに無視できないほどの乖離があり、国民は外貨を欲しがります。故にその所有者である外国人旅客が狙われるわけですね。
私はケツに隠して通過しました!
ランキング5から7位
5位 サントリーニ、ギリシャ
6位 チャニア、ギリシャ
7位 クレタ島イラクリオン国際空港、ギリシャ
珍しくEUのギリシャからノミネートです。
特に5位のサントリーニは青い屋根の教会群で有名な島です。
おそらくですがCIQの設備などないでしょうから、これは単純に乗客に対して職員の数が足らず、このような結果となったと考えられます。
ランキング8位
カラカス・シモン・ボリバル、ベネズエラ
出ました!ベネズエラ カラカス。
こちらの国は、「あの世に最も近い国アワード2016」に置いて1位を受賞しました。
2016年5月に国家非常事態宣言が出されました。
物資の供給が途絶え、食料品や衣料品が全くありません。
高くて買えないならわかるんですが、ないのですね。
そうなると略奪が起きます。スーパーの袋を持って歩いていると撃たれて奪われます。
頭を狙ってくれればいいですが、中途半端に怪我で済んでしまうと具合がわるい。
病院に行っても医療品もないので治療を受けることができません。
その上この国も公示レートと闇レートの乖離が激しいです。
100倍とも言われるほど乖離しており、当然貧富の差が激しく出ます。
一部公務員でしか公示レートにアクセスできず、多くの国民はその100倍以上の金額を払ってモノを手に入れるわけです(外貨で買うものは)
こちらも当然持ってるヤツから奪うのが王道という事になりますので、狙われるのはやはり外国人旅客です。
私たちからすればただの千円も、向こうでは1月の給料になるわけですから、考えただけでも恐ろしいです。
先述のウズベキスタンとは比べ物にならない差なので、空港を出た瞬間に撃たれるなどの凶悪事件が頻発します。
とにかく空港からホテルに到着する率が2-3割という事なので、どれほどヤヴァイ国かわかるかと思います。
他方でこのベネズエラに行くツアーというのは現在でも募集、催行されています。
エンジェルフォール(世界的三大滝)が有名です。
国家非常事態宣言とツアー可否は関係ないということです。
ランキング9位
London Luton International Airport, England (LTN)
ロンドン ルートン空港
イギリス ロンドンからノミネート。
こちらの空港は「ロンドン」という呼称にも関わらず、実際のロンドンから35マイル(約63km)も離れており、アクセスには1時間半前後かかります。
LCCのライアンエアなどが就航しています。
ここからの午前10時の出発便に乗ろうと思うと、ロンドン市内は5時ごろに出ないといけない計算になります。
そんなに早く!?と思いますが
ライアンエアーは空港には3時間前までに到着することが推奨されており、搭乗前には重量の計量など係員による検査が行われるため早めに行く必要があります。
+中心部からの移動時間が1時間半なのでやはり市内は5時ごろに出ないといけません。
新東京国際空港(成田)と同じような感じですね。
そうするといつの日か成田空港もバッシングされる日が来るかもしれません。
ランキング10位
カトマンズ、ネパール
こちらは保安面だと思います。
国際線ターミナルは、ツレを見送るためにチケットもCIQもなく出発ゲートまで入れました。
恐らく外国人特権でしょう。
セキュリティからは免税のタバコを買って戻るよう指示されました。
ちなみに本来チケットを持っていない見送りの人はターミナルにすら入れません。
ちなみにカッター(超小型)もスルーしてました。
いいのか!?
追記:そんな感じのザルい検査なので、AirIndiaのデリー便に乗った時は、飛行機のドア前で再度手荷物検査が行われます。
PPで入れるラウンジ(ホテル経営)はかなりイイです。オマン航のPがビール飲んでました。いろんな意味でヤバい。
国内線ターミナルは、エベレスト登山のためのフライトが出るのでやはり外国人旅客の利用が多いです(というか国民には高すぎて乗れない)
クオリティとしては、野良猿、野良犬、野良鶏、野良牛、野良人が出てきて襲われます。
エベレスト(ルクラ)行きのフライトは朝4時からスタンバイして乗るんですが、それらと戦いながら待ちます。
やっと入れたターミナルはアマゾンの倉庫みたいで、てんやわんやになっています。
手荷物をビニール紐でまとめたりしなければいけないとか変なルールがあります。
セキュリティは変なカーテン越しで行われて、ゲイのスタッフにILOVEYOUとか言われます。
そして出発ターミナルですが、ここも問題があります。
朝からフライトがあるんですが、国内線は有視界飛行のためにちょっとでも霧があると出発できません。
よって7-8時間ディレイとかは普通で、昨日から待ってるとかもあります。
そんな空港のくせにベンチがほんと数席しかありません。
もちWifiもありません。
あと、2つある売店はクソ高いのにすぐ売り切れです。
パイロットも霧が晴れてから出勤なので、何もかもがトロいです。
(有視界飛行で)決死の飛行なので、寺行ってから来たりします。
到着地の空港は着陸できるかどうかはやって見ないとわからないので、初便は博打です。
という感じで、もっとひどい空港あるだろ!と煮え切らない感じで終了です。
個人的なウン国際空港ランキングは、、、
1、ニウエ
理由 ATMがない。もっともニウエ国自体にATMがないのだけど。空港税は物々交換で支払い
2、エジプト カイロ
理由 CIQエリアに詐欺師がいる。
3、ペルー リマ
理由 クソなGHがイエローカード失くしやがった。→MGが出てきて謝ると思いきや、無いなら乗せない。ほとんど個人的な理由です。