知床半島へ
紋別から約180km。3時間ほどかけて到着しました。
オシンコシンの滝は知床半島の中ほどにあり、落差50m、日本の滝百選にも選ばれています。
知床半島遊覧船に乗る、知床五湖にハイキングなどの方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
このあたりです。駐車場、トイレもありますし無料です。
知床八景にも選ばれているようです。
朝の木漏れ日が気持ちいいですね。紋別を出たのが朝5時ぐらいですので、写真の時間は8時前ぐらいです。
マイナスイオンがいっぱい出ていそうな滝。
オシンコシンの名前の由来ですが、アイヌ語で「川下にエゾマツが群生する」という「オ シュンク ウシ」という読み方がなまって、この名前になったそうです。
目指す知床半島、カムイワッカの湯の滝まではあともう少し。
続いてオロンコ岩
こちらのオロンコ岩あまり有名ではありませんが、実は素晴らしい景色が一望できます。
知床観光船の乗り場近くの駐車場手前を、左に曲がってすぐです。
知床世界遺産センターと、オロンコ岩は駐車場代がかかりません。
一方、知床観光船の駐車場は有料です。
もちろんその施設を利用する方のための駐車場ですので、適正利用をしましょう。
一段一段が大きい階段を昇っていきます。
上からは街並みや
漁港
知床観光船の乗り場と、知床半島の一部がきれいに見えます。
北海道でしか見ないような草が生えてますね。
その後ろにはゴジラ岩があります。
お金もかからず、素晴らしい景色が堪能できました。
ちょっと休んでから車を進めます。
ここまで来れば、あと1時間もかからずカムイワッカ湯の滝に到着します。
カムイワッカ湯の滝
知床五湖の公園の手前を左折し、未舗装の道を進みます。
数年前はここの滝が大ブレイクし、渋滞していたそうです。
車を4WDモードに切り替えて、そろそろ進みます。
途中、キタキツネが出てきたりしますので、慎重に運転しないとだめですね。
途中すれ違いも厳しいような道を通ります。
また携帯電話もほとんど圏外(au)なので、万が一事故にあったら覚悟しなければなりません。
実はこの後、拙ブログの読者の方とオフ会を控えていたので、ハンドルにもより力が入りました。
オフ会のなかで教わりましたが、この辺で事故しても大規模な病院は、北見ぐらいまでないそうなので、大きい事故だと助かりません。
到着しました。
カムイワッカ湯の滝。この滝はその名前の通り、流れているのは温泉のお湯です。
硫酸泉のお湯で、湯の温度はそこまで高くありません。
ちょっとした温水プール並みです。
この滝、ちょっと上のほうまで登っていけます。
ところどころくぼんだ所にお湯がたまっており、そこが浸かるのに絶好の場所です。
また景色も素晴らしいので、個人的には日本一の秘湯だと思っています。
お湯に浸かれるイメージもないので、お客さんのほとんどは水着の用意をしていません。
また服の種類によっては、硫黄と還元反応を起こして色が変わってしまうので、どうなってしまってもいい服で入る必要があります。
源泉の濃度はph1.6-1.8、肌への刺激が強く、長くは入っていられません。
また入浴後に流す場所もないので、長時間の入浴は体によくないですね。
ここの湯の滝は3年前に初めて知り、また再び来たいと思っていたところでした。
再訪できて満足です。