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中国四川省の芭石鉄道に乗るにはどうしたらよい!?2016年アクセス方法まとめ

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前回のお話

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世界で唯一のナローゲージの定期旅客列車として運行されているSL列車、芭石鉄道を紹介しました。

今回はその乗り方(私が実践した方法)を紹介したいと思います。

 

行き方(楽山まで)

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東京成田空港から四川航空で成都に入り、その晩は成都空港商務酒店(335元)に泊まりました。

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翌日は成都双流国際空港駅から、高速鉄道(46元/二等)で楽山に向かい、その日は楽山観光をしました。

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宿泊はIbis Leshan Centre(イビス楽山中心)にしました。

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税込3千円/室(189元)で快適、サービスも良好、英語OKでした。ただカードはNGだったので、要注意です。隣に交通銀行があり、ATMでの引き出しが可能ですので、手持ちが少なくても問題ないでしょう。押金(デポジット)は不要でした。

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中国ibisはAccorのベネフィットを全く使うことができませんので、Accor本体で予約してもあまり意味はありません。

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代理店で予約して、一応チェックイン時にカードを提示したところ、本格コーヒーのサービスがありました。

 

 ここはバス停がほぼ目の前にあり、1路(系統)のバスであれば止まります。

観光に便利なのは3路や13路なので、乗り換えは必要ですがそう不便に思いませんでした。

 楽山からSL乗り場まで

ここから詳しく書いていきます。

 最初に健为(けんいー)という場所を目指します。

楽山からバス(17元)で行くことができます。

始発バスは6:30で以降30分毎18:00頃までという事です。

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翌々日、朝5時に起きてホテルを5時半ごろ出ます。

楽山の北側にある「乐山联运汽车站」(楽山総合バスターミナル)に向かいます。

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今回は朝早かったのでバスが運行しておらずタクシーに乗りました。

バスは1路がここを通ります。

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楽山のタクシーの初乗りは1.6km 5元 以降1kmごとに1元です。今回は6元でした。

 今回は流しを捕まえましたが、ホテルで読んだ方がベターかもしれません。

目の前の通りは6時前の時間帯ではほぼ車は走っていませんでした。

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車に乗り込むと10分かからず、乐山联运汽车站(バスターミナル)に到着します。

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 6:00頃に着きましたが、ターミナルは開いていました。

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健为行きのバスがある事を確認します。

6:20頃にチケット売り場が開き 、始発バス6:30のチケットを購入します。

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17元でした。

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改札のおばちゃんに「小火車に乗る」と話をすると、上のようなメモをもらい、運転手に提示するようにアドバイスされました。

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しばらくすると

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バスがやってきます。

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ほどほどの乗車率です。

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このバスは下道経由で様々な場所で客を拾います。なので終点まで2時間程度かかります。

朝も早かったので寝たかったのですが、このバスは汽笛を鳴らしながら走るので、全く寝れませんでした。

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橋を渡るともうすぐ健为に到着です。

8:20頃に着きました。

車掌のおばちゃんに、

「橋を渡ってすぐのバス停で降ろすから、そこで反対車線に渡って、三井(サンジン)行きのバスに乗りなさい」とアドバイスをもらいます。

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おおよそこの辺りで降ろされました。

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もう少しズームするとこの辺りです。

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バスは出発していきました。

帰りの事もあったので、本当はバス停で降りたかったのですが、この地点で成都行きのバスを拾う(合図を出して)事もできたので、街に用事がなければこの地点で降りても問題ないと思います。

乗り換えます!

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反対車線にわたり、しばらくすると、三井行きのバスがやってきました。

結構な本数出ているので、かなり待つという事はないと思います。

運賃は4元でした。終点まで乗ります。

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のどかの景色の中をドコドコいきます。

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概ね40分前後で到着しました。

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 ここから歩いて数分のところに駅があります。

到着は9:15頃でした。おおよそ3時間半以上かかっています。

駅に到着!

楽山から10:30の初便に乗ろうと思うと、やはり始発の6:30発のバスに乗りたいところです。

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この旅客中心で乗車券を購入します。

発売は10:00からでした。

この日は10:30、13:00、15:00出発の3本の観光列車の運行があるようです。

この時刻は人民用の列車ではありません。

この日は並ばずとも買えましたが、今後人気の具合によっては売り切れもあり得るかもしれません。

最大4-5両編成で、売れ行きによって客車を増結します。

運賃は昨日書いた通り、片道80元、往復130元です。

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このような広場を抜けて駅に向かいます。

このモニュメントが見えた時は、観光地化されていて若干がっかりしました。

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駅舎はこちらです。

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こういうホテルもある様なので、もし外国人が泊まることができれば我々日本人の鉄道ファンには便利ですね。

この後周辺をぷらぷらして、牛肉麺(5元)の朝ごはんを食べ時間を潰し、時刻になったので乗り込みます。

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乗客にもこういったお楽しみタイムがあるのが、この鉄道のいいところです。

もちろんお立ち台も整備されています。

乗車記録は改めて記事にします。

帰路

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15:10頃に再び駅に戻ってきて、そこから帰る事にしました。

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バス停に行き乗り込みます。

 そして、朝乗り換えたところで降り、

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反対車線に渡って

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成都行きのバスを捕まえました。

たまたま行きと同じ運転手でした。

帰りは若干早かったので18:00前に楽山のバス停に戻ってくることができました。

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そこから駅に向かい、18:50頃の成都行きに乗ろうとしましたが、あいにく売り切れ。

次の20:20で帰る事にしました。

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最終の成都行きは21:20頃です。

 およそ1時間で成都南駅まで帰ってきました。

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次回はこの鉄道の乗車記を掘り下げて書いていきたいと思います。