中国四川省にある小さなSL 芭石鉄道に乗ってきた。
四川省の奥深くにSLファンの楽園が!
中国に行っていたので、なかなかブログが更新できませんでした。
先ほど四川航空で帰国し、電車に揺られながら書いてます。
今回は中国の四川省 成都の南200kmの「健为」(けんいー)ところに行って、こんなレトロなSLに乗ってきました。
観光向けではなく、「ガチ」の人民用列車です。
2005年頃から話題になり始めて、最注目されつつあります。
その名は芭石鉄道(ばせき)!
中国広しといえど「ナローゲージ」「SL」「為人民服務」を満たすのはこの芭石鉄道を除いて他にないでしょう。
最近ではおしゃれになって嘉阳 桫椤湖國家AAAA级旅游区(じんやん しゃせあ こ)とも言うらしいです。
概要
石渓(しき)ー跃迸(ゆえじん) ー月亮田(ゆえりゃんでぃあん)ー蜜蜂岩(みーふぇんやん)ー菜子坝(ちゃいじば)ー仙人脚(じゃおりぇんじゃお)ー焦坝(じゃおば)ー芭沟(ばこう)ー黄村井(ふぁんちゅんじん)
観光列車の始発駅は跃迸(ゆえじん)
- 全長約20km 9駅
- 運行開始は1958年のこと
- 軌道幅は762mm
- 最大勾配は36‰
- 最小のカーブは半径70m
- 全区間でのトンネルは6つ
- 世界で唯一のナローゲージかつ蒸気機関車で運行される定期旅客列車
などの特徴がある。
運賃
観光用車両大人全区間の片道80元、往復130元、往復+黄村井炭鉱博物館入場券で160元
人民用の一般車両は一駅5元
列車の運行ダイヤなど連絡先(中国国内)
0833-4092599
0833-4092245
運行ダイヤ
観光用車両の運行スケジュールは日によって異なりますが
跃迸(ゆえじん)駅の出発は
10:30
13:00
16:00
でした。
終点黄村井までおよそ1時間程度です。
終点での折り返しはすぐ行われ、列車は芭沟駅で留置されます。
四川省ってどこよ?
中国の内陸部で、有名な都市では、重慶や成都(せいと)があります。
成都に行くには東京成田空港か大阪関西空港からは、四川航空のお安めな直行便が飛んでいます。
日系航空会社では成田からはANAの直行便が、他の地方からの向かう場合は中国系航空会社での乗り継ぎ便が比較的お安いかと思います。
成都からはどう行くの?
成都からはおおよそ180km程度離れていて、車で2-3時間かかります。
さらにこのSLの駅がある場所は、この健为(けんいー)中心部から40分程度離れているところなので、なかなか初めての旅行で行くのは難しいです。
明日はこの辺を詳しく書いていきたいと思います。