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エベレストトレッキング番外編 世界一危険なルクラ テンジンヒラリー空港の様子を取材しました。

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ルクラ テンジンヒラリー空港

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ヒストリーチャンネルにも認定されたことのある、世界一危険な空港。

それはここ、ネパールのルクラ テンジンヒラリー空港です。
空港の簡単なデータを記載します。

空港コード IATA LUK ICAO VNLK

空港標高 2,800m

滑走路全長 460m 全幅20m 06/24 アスファルト

侵入は06側から12%の登り勾配となっており滑走路全体でおよそ50mほどの高低差が生じます。

着陸誘導装置はなく、有視界飛行による目視での着陸となります。

滑走路がわずか460mしかないため、STOL機(短距離離発着機)しか運用できません。

 運用されている機材

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DHC-6やDo228などのプロペラ小型機です。
有視界飛行で飛ぶので、かなり酔います。

また、着陸できるかどうかは実際現地に行ってみないとわからず、また立地の都合で着陸復行はできないというギャンブルな空港です。

 

離陸の様子

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エプロン内から滑走路に進みます。

f:id:meltdown_int:20161213155417j:plain滑走路をギリギリまで使いたいので、

f:id:meltdown_int:20161213155419j:plainターニングパッドのギリギリを使います。

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これぐらいでちょっとブレーキを踏み、エンジンを開放。

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温まったところで、ブレーキ開放して迷いなく一気に直進。

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そしてスピードを上げていきます。

ここで牛が出て来たら一巻の終わりです。

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離陸します。

速度が足らないと少し沈む感じでいったん下がり、速度を上げて再浮上します。中に乗っている客は、滑走路が終わって沈む飛行機とは、非常に怖い思いをするでしょう。
何度見てもひやひやさせられますが、ここはパイロットの腕を信じます。

ちなみに着陸時の滑走路エンドはいま私が写真を撮っている場所ですので、壁になっております。

着陸時も速度を殺しきれないと、壁に突っ込んでしまいます。

着陸、離陸側でも時折事故が起きているので、気を付けて利用する必要があります。