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マイルをつかっておでかけします

中東旅行回想録67 バーレーンで1日トランジット Residence Inn Marriott アパートメント宿泊 高いビザ代に金欠

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飛行機を降りたら、写真もそこそこにイミグレーションに向かう。
このバーレーンは入国にビザがいるので、そこでの長蛇の列を避けたい。

なので、速足で向かう。

同じ便に日本のサラリーマンが何人か乗っていた。
アジア人もかなり多い。

バーレーンって日本関係の企業があるのかな?やっぱり油系?

さてこのバーレーンビザ、かなり高い。

企業勤めの人には全く関係ないことだろうけれど、世界スタンプラリー派にはびっくりするぐらい高かった。

なんと25BHD(1バーレーンディナールは約300円)つまり約7,500円ぐらいする。

ちなみに国旗がよく似ている隣国カタールは100QAR(約4000円)

 

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このビザ代金、最近になって値上げされたらしく、昔は10BHDぐらいだった。

その情報を知らずに来たうえ、持っている地球の歩き方にもその値段が書かれていたので、ぼったくられた!と入国審査官を疑いの目で見た。

入国してからも信じられず、周りの人に聞きまくって、さらにはタクシーの運転手にも聞いたところ、最近方式が変わってコンディションは以下の通り。

数次入国ビザ(マルチプル)で、滞在理由はビジネスでも観光でもOK、一回の滞在は14日まで、3か月有効。

まるでビジネスビザオンリーになったような感じ。

観光でそう何回も来たい国ではない。

タクシーもなかなか高くて、メーター利用なのだけど、結局宿まで15BHDほどかかった。

今日の宿は、マリオット系列でも初めて泊まるResidence Inn Marriott。

長期滞在型のサービスアパートメント。

近くのJWマリオットから延長線上で経営されていて、部屋番号は3XXXで始まる。

こちらの予約は、無料宿泊券利用。カテ5まで使える宿泊券を使った。

ここのホテルはカテ3、有償だと3万円ぐらいする。

カタールなら、ラウンジ付きでイケてるマリオットが同じカテ3なんだけどなあ。

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部屋はかなり広い。リビングとかある。

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アパートなのでキッチンもある。

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IH!もちろん食器はすべてそろっている。

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冷蔵庫もGOOD!

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バーカウンター形式のダイニングテーブル。

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よし!今日はどこかで食材を調達して、自炊しよう。

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部屋からの眺め。まあまあ高層階である。

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寝室は別部屋。

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水回り。

残念ながらバスタブはないので、本気で疲れた日は、スパに行くしかない。

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外に散歩にでる。

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やっぱり、カタールとかよりは発展していない漢字。

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砂漠に、陽炎のような近代都市、スクールバス。

すごい組み合わせだな。

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モスク。

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交差点にある噴水。

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ダウンタウンらしきところ。

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おそらく駐在の人たちでやる自転車ツアー。

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両替屋に立ち寄ったり、お土産屋を冷やかしたりしながら、先に進む。

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広場では、子供たちがサッカーの練習をしていた。

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ローカルの金持ち風レジデンス。

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ショッピングセンター。ほとんどシャッターが下りていた。

f:id:meltdown_int:20160307033856j:plain学校。

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門にはPOPなイラストが。

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マウンテンバイクに乗るバーレーン人

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あまりにも見どころがないので、サウジアラビアにつながる高速道路でヒッチハイクして、バーレーン・サウジアラビアの海上国境を見に行く。

10分ぐらいで、車が止まり乗せてもらう。

この車は残念ながらサウジアラビアに行く手前で、別方向に行くという事で、そこでお別れ。

言葉は通じなかったけれど、特にお金で揉める事もなく、気持ちよくバイバイ。

 

降りたところは高速道路の真ん中。ヒッチするにはあまりいい場所ではないが、開始20分ほどで、1台の車がノロノロやってくる。

 

どうやらどこかで事故をした車らしい。

タイヤの片輪がパンクしている。

私がヒッチハイクしているすぐ後ろに止めたので、タイヤ交換を手伝った。

彼はサウジアラビアのダンマームからきているらしい。

ダンマームは、国境を越えてすぐの町だ。

タイヤの交換は30分ほどで済んだ。

そして彼がお礼に、乗せて行ってくれるというので、お願いして乗せてもらう。

 

国境でおろしてくれればいいからというと、なぜ国境に行くのか?と聞かれた。

サウジアラビアは、普通には入れない。でもいつか行きたいから、今はその目で国境だけでも見ておきたいのだ。という

 

すると彼からは素晴らしい提案があった。

ちょっとそれはここでは書けないので、話は再び国境から。

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彼とは国境で別れて、サウジアラビアをぼんやりと眺めていたら、国境の警察官に職質をされる。

こういった場合、事態はどう転んでも最悪の展開にしかならないので、とりあえず笑って対応していたが、どうやら私は拘束される様子。

 

警察署の中に連れられて、そこの所長のような人に尋問される。

ああ警察的だなと思ったのは、部屋の隅っこに立たされて、両手を挙げて質問に答えろと言われたことだった。

それそのものは、別にどうとも思わないのだけど、質問のほうが悪戦苦闘した。

なぜ、お前はここにいる?どうやってここに来た?という問いに

サウジアラビアと貴国の国境が見たいから。いつかサウジに行きたいから、今は国境を見るだけでもしておきたかった。ここへはヒッチハイクで来た。

と答えると、まるで頭のおかしな奴でも見るような目つきになって、同じ質問を繰り返した。

 

どういうことかというと、まずサウジに興味を持つ必要性はない!そして、そんな理由で国境に来るな。あと知らない奴の車に乗るのはどういう神経してるんだ?ということらしい。

 

バーレーンにはヒッチハイクする人いないのかな?いないんだろうな。

そんなやり取りをして、まるで小学生が受けるようなお説教をされて解放された。

 

私をとっ捕まえた警官が、制限エリアの外まで送ってくれた。

その時にヒッチハイクなんて成功するのか?と聞いてきたので、

じゃあ見てればいい。10分で捕まえると妙な自信をもって答えた。

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送ってくれたパトカーを降りて、ヒッチ開始。

信号手前なので、まあまあやりやすいロケーション。

すると、最初に聞いた車があっさりOK。

まるでタクシーに乗るかのような感じで乗れてしまった。

多分あの警官は信じてないだろう。あいつはいくらかお金を払って乗ったと。

実は、ヒッチハイクするしかなかった理由がある。

それは街歩きしているときに、両替所に寄ったのだが、そこにBHDの入った財布を置いてきてしまったのだ。

だから今、バーレーンのお金は全くない。払えと言われても払えない。

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新市街の近くでおろしてもらった。乗せてもらったのはサウジアラビア人のドライバー。英語ができないので、あまり会話は続かなかったが、特に気まずくもならず。

もちろんお金のやり取りはなし。非常に気さくな運転手だった。

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さて、スークを速足で見学しながら、両替所に行かねば。

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おろしてもらったところから、両替所までは歩いて1時間半ぐらい。

観光も兼ねているけど、やっぱり財布がないので不安。

やっとたどり着く。両替所はまだやっていた。

財布忘れてない?と聞くと、しっかり保管してあった。

ありがとうございます!

気を付けます!

 

海外で財布無くして見つかるとは思ってもいなかった。

このバーレーン。印象はなかなか。

でも、リピートはできないな。ビザ代が高すぎて。

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夜になると建物がライトアップされます。

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宿の近くのスーパーで食材を買う。

豚肉ゾーンがゲオのエロビデオコーナーみたいになってる。

利用客の大半が外国人。

お値段はちょっと高めかな。

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 中東らしくケバブにしました。
肉を焼こうかなと思ったら、サラダ油がない。

しまった、先ほどのスーパーでラードの塊をもらえばよかった。

しかし、ここは最先端のアパート。
フライパンが表面加工されていて、全くくっつかない。

あの、ジャガー横田がテレビショッピングしているフライパンみたい!

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おしゃれに盛り付けしてみる。

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さて、いただきます。

チキンケバブと、中東バターライス。

飲料は酒が全く手に入らなかったのでコカ・コーラ。

我ながら、かなりおいしかった。

火の通り加減と表面の焦げ付き加減も絶妙で、油をひいていないので焼き上げたような感覚。

身が締まっているけど、肉がほろほろほぐれて、フォークで小さく分けられる。

コメも全体的に火がきちんと通り、なべ炊きだったけれど、そこにはこびりつかなかった。

 

最新鋭のキッチンで作るとこんなにおいしく出来上がるんだなと感動。

もちろんサービスアパートメントなので、あと片付けもおまかせ。

あー、しっかり稼いでこういうところに住んでみたいなと本気で思いました。

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食後はサウナ。

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ドライパート

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スチームパート。

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ジムで少し走ってから

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プールとジャグジー。

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 このホテル(サービスアパートメント)、華はないけど、夢に描いたメトロポリタンな生活は実現できるなと思う。お酒はないけど。

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翌朝。タクシーで空港に向かいます。f:id:meltdown_int:20160307035537j:plain

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若干ガスで曇っていた。

続いてドーハに向かいます。