中東旅行回想録63 パレスチナ ヨルダン川西岸地区 ベツレヘム観光 パレスチナの鉄壁
パレスチナ博物館を後にして、いよいよ壁のある方へ進む。
強烈に治安のやばそうな場所で、窓ガラスが割られていたり、建物が燃えていたりする。
イスラムが暴れている。
壁には落書きが。
これが有名なイスラエルとパレスチナを隔てる壁。
ところどころ黒焦げになっているのは、イスラム国の襲撃に遭い、焼夷弾を被弾しているから。
隙間もなくしっかりと埋められている。
戦車が出れそうな扉。
パレスチナ側の主張。
政治的なことを言及するのは、いかがなものかと思うけれど、私はイスラエル側の主張を支持する。
歴史的観点からこの土地は誰のものか?という事ではなく、既成事実としてユダヤの土地だ。そのうえで自治権を行使して壁を作り、逆らうもの、破壊しようとするものを教育する。至極まっとうな考えだと思う。
焼夷弾を投げ込んだ地点。
ビルの非常階段。
点火してすぐ投げなかったので、ビルの非常階段がところどころ焦げている。
どのビルから見たイスラエルとパレスチナ。
ここを狙って投げる。
ここに案内してくれたのは、イスラム国を支持する少年。
イスラエルに攻撃し、ユダヤ人を倒したことが自慢。
彼は、彼の家族とともに、このビルの1階でお土産屋をやっている。
このビルから、狙撃し、焼夷弾を投げ、戦闘する。
彼は焼夷弾を投げるのが得意らしい。
自慢気に投げて見せてくれた。
いつまでも、イスラム国との戦争は終わらないだろうと確信した。