中東旅行回想録52 オールカイロ散策
ハルカダからゴーバス社の夜行バスでカイロに戻ってきた。
値段は4列バスで90ポンド。一応ファーストクラスとか言ってたけど、どの辺がファーストクラスかわからなかった。
エジプトのバスは狭いし、汚いし、何より客層とマナーが悪いのでいまいちだな。
再びインターコンチネンタル カイロ セミラミスにチェックイン。
5時ぐらいについちゃって、最悪ロビーで時間調整しようかと思ったけど、なんとかいれてもらった。
本当は1日寝ているつもりだったのだけど、オールドカイロ地区に行ってないしなと思い散歩に出る。
ついでに家族から依頼を受けて南京虫、じゃなかったスカベラのチャームも買いに行く。
早速、タフリール広場のアッサーダート駅から地下鉄に乗って向かう。
料金は1ポンド。もうお釣りをごまかされたくないので、1ポンド硬貨をあらかじめ用意して乗り込む。
何駅乗っても1ポンドと格安で結構な本数が走っているのでとても便利だけど、安いなりにきたなかったり、いまいちなところはある。
日本政府が援助してるのか、日本製造なのかどちらか。
4駅乗ってマルキルギス駅で下車。
駅の真ん前にある、聖ジョージ教会へ。
敷地は解放されていて、ある程度はタダ見できる。コプト博物館はアドオンだったのでスルー。
興味ないし。
イスラム国の中の教会。
なので狙われるのかどうかわからないが、警官が守っていた。
ここは無料コンテンツで中に入ることができる。
なかなかきれいなステンドグラス。
ここだけ見るとヨーロッパのよう。
聖なる水が湧き出る、井戸。のはず。
だけど、手前のバケツのせいで、アウシュビッツの汲み取り式トイレにしか見えない。
墓場。
結構な数がある。
エジプトの姉歯建築。傾いて見えるけれど、実際に傾いている。
隣のマンションに肩を預けている。
旭化成が作った横浜のマンションもこうなるでしょう。
倒壊しないのはすごいけれど、隣のマンションはかわいそうだね。
ちなみに、どっちも人が住んでいます。
マルキルギス通りを北に進み、しばらく行くとガーマアムルに到着。
中に入るには、靴を脱がないといけない。
で、この靴を入れる下駄箱に、預かり番がいるのだけど、ここで課金される。
大体そこで、靴を人質に取られて、ミナレットに上らないか?というアドオン営業が始まるので、ここは勉強して、
靴は手にもって入り、門番には「写真を撮る」アドオンとして1ポンドをバクシーシして、あとはガン無視して見学。
むこうもそれ以上何も言ってこない。
中はきれいだけど、いまいち感動しない。
半分ぐらい、たて替わっていた。
モスクの裏の住居、というかスラムみたいなところへ。
1時間ほどスラムののかを彷徨ってから、ハーンハリーリにスカラベ探しに行きました。