中東旅行回想録51 ハルガダ ダイビング
やっぱり危険なルクソール。
わずか数時間の滞在でイスラム国の襲撃に遭う。
さっさと出よう。
昨日手配したイーストデルタのバス。
車内はめちゃくちゃ寒くて、冷蔵庫みたいだった。
中の座席はかなり狭い座席感覚で、LCCなんていう比ではない。
痩せ型の人でも膝小僧ギリギリのスペースしか取っていない。
エジプト人は大柄な人が多いので、これでは結構狭い。
みんな斜めに座る。
一応指定席で、始発にもかかわらず隣に人がいる。
でも後ろはガラガラ。
なので、後ろに移動する。
途中何度か席を移るのに起こされたが、気が付くとハルガダのバスターミナルについていた。
早速宿に向かう。
特にあてはなく、地球の歩き方に書いてある4 SEASONへ向かった。
宿のおやじは気さくな人で、わずかに2-3泊しかしないのだが、快く割引して売れた。
ツインのシングルユース1泊80ポンド、一応お湯はちょろちょろ出る。
宿でのダイビング申し込みは2ダイブx2日(コース中の飯付き、道具込)で100ユーロ。結構安いと思う。
外で申し込んだら、さらにもう少し安いと思うのだけど、ここは宿との関係向上を図ってここで申し込んでおく。
ちょくちょく旅をしていると、理解してくるの事なのだけど、
安さだけを求めることは、全体の質の向上に貢献しない。
対人サービス(マッサージとか)は値切ったら値切っただけのことしかしてもらえない。
と思う。
この日は、もうお昼を回っていたので、海岸線沿いを散歩。
雲の流れが芸術的だった。
しかし、いい陽気なのに全く人がいない。
やはりイスラム国の影響は大きいのかお店の類はほとんど閑古鳥が鳴いている状態orクローズしていた。
作ってるのか、つぶれているのかよくわからないようなビーチバーもある。
ひとまずビーチバーに入り、一杯やる。25ポンドでビール大瓶。ちょっと高めだけど、まあビーチフィーは負けてもらったので、こんなものかもしれない。
海の見えないバーなら、1本15ポンド。
ほぼ貸し切りで誰もいない。
いたのは、ロシア人の美女軍団4人ぐらいで、遠巻きに見ていた。
なかなかのビキニで視線を奪われる。
泳ぐにはちょっと寒いと思うが、彼女たちはちゃぷちゃぷやっていた。
この素晴らしい雲の流れと、青空とのコントラストの中で、輝いているように見えた。
人もいないし、そろそろクローズするというので、散歩を再開する。
ビーチのすぐ後ろは住居になっている。
子供たちが写真撮ってと近づいてくる。
きれいな夕日。
バイク乗りの兄ちゃん。
あの高台は見晴らしよさそうだな。
散歩しているうちに1日が終わった。
宿に帰り部屋を開けようとすると、鍵がない。
げ、ビーチに落としてきたらしい。
もう部屋でゆっくりしようと思ったときに、これはきつい。
先ほどのビーチに戻り、一応くまなく探したが、波打ち際で無くしたものが見つかるわけない。
文字通り砂漠で、ダイヤモンドを探すような作業だった。
結局見つからず、親父にスペアキーを借りて開けてもらう。
スペアキーの製作コストを聞くと50ポンドだというので、手間賃も加えて100ポンドほど置かせていただいた。
翌朝、待ちに待ったダイビングに出発!
今日は天気も良く暖かい。
海も透き通って見える。
底までくっきり。
遠巻きに見える街並み。
この日のダイビングは楽しかった。
バディのイギリス人はなかなか面白い奴で、どう面白いのか説明は難しいけれど、一緒に潜っていて気兼ねしない人だった。
イントラも陽気な人で、特に気を使うこともなく2本楽しく潜って終了。
海の中は特に変わった様子もなく、あれ?紅海って意外とこんなもん?という感じだった。
リゾートという言葉がふさわしい。
ちなみに、ここはハルガダには世界チェーン系ホテルはヒルトンがある。
このヒルトンに泊まるかどうか悩んでいた。
なぜならここのヒルトンは、セールで1泊50ドル++しかせず、オールインクルーシブなのだ。
ついでにヒルトンゴールドの威力も試してみたかった。
2泊のヒルトン滞在を取るか、ダイビングを取るか、悩ましいところであったけれどダイビングを取る。
これはダイビング2日目の写真。この日は、天気が悪くかなり寒かった。
やっぱり透明度は前日に比べてだいぶ落ちるので、1日にしておけばよかったなと思いながら終了。
あつーい雲に覆われた1日でした。
やっぱり今日はヒルトンでダラダラしてる方が、楽しかったかな?
舫の始末がとてもきれい(本来当然のことですが、、、)
こういうところに、その会社の本質が出ると思います。