中東旅行回想録28 ペトラ遺跡 ぼったくりのうえ、ニコニコ現金払いのみ
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朝起きると部屋が結露している。
そりゃそうで、昨日洗濯したからなあ。
洗面台で。
洗面台に栓がが無いときは、ビニール袋を敷き詰めて、水をその上から張れば、水の重みでビニールがぴったり流れる穴にはまって栓の代わりになります。
これまめ知識。
熱湯と水の調整が効かないわ、ポットのお湯で洗濯しようとするとキレられるわでクソみたいな宿です。
宿の名前は「ペトラバイナイト」3500円/2人ぐらい。
名前も悪すぎ。どこ泊まるのとか聞かれても、この名前だと「はあ?」ってなる。
名前の付け方=宿の質というのは、あながち間違っていないような気がする。
朝起きて、カレーを作り(レトルトxさとうのごはん)、クノールのスープを飲んで出発。
ご飯など大した物出せないくせに、結構いい金額取るので自炊して節約します。
宿を出発、ペトラまでの送迎は無料。
このホテルは斜面に建っており、上と下で名前の違うホテル。
上が我らが「ペトラバイナイト」
下は「ペトラナイトホテル」
もうアホかと思うような名前の付け方。
国民のほとんどが「アフメド」か「ムハンマド」な国ではしょうがないか。
とぼとぼ歩いて5分。
送迎車到着。
さっさと向かってくれればいいのに、途中でガソリンストップ。
コレは無料だけど、チップで3JDくれないか?だって。
うぜえ。
当然、知るか!と一蹴。もうこういうので、信用できない。
イスラム国の人間はこういうところがなってないと思う。
途中で、朝食と行って、どっかのご飯屋に入る。
ベジダンゴ(油で揚げた団子)と水、コーラ、お菓子を買って再度出発。
こういうのに寄られるとイラッと来るけど、これは中の方が高かったから結果オーライ。
アイスクリームぐらい中で食べれば良かったけど、本当にお茶一杯(1jod)だけしか飲まなかった。
到着。ドライバーはすぐ帰ってくれた。
ペトラのゲートにあるタクシー料金表。
値下げは可能。
さ、入ります。
さて、チケットを買おうとしたら、1日50JODもする。
知っていたけど、ぼったくり過ぎでしょ。
2,3日券とかは、1日あたりが安いから、上手くすれば安く行けるかも。
ま、ミニペトラ(ペトラの裏側にある別の遺跡)側から入場すれば検札が無いけども。
ここでも若干ムカッと来ながら、「ぼったくりチケットちょーだい、1日、カードで!」
と出すと、「カード無理」と言われる。
現金で払いましたよ。イライラしながら。
もうね、イケテナイ。
なんでこんな所に9000円も払うんだと。
さて入場すると、早速イスラム国の襲撃、いや馬の勧誘に合います。
かなりウザいです。チケットに馬代入ってるから乗ってけと。
よく見ると、確かに書いてある。
だけど「チップ取るんでしょ?20ぐらい。」
と聞いたらやっぱりそう。20じゃなかった、50だった。
「テロリストはタヒね」とやっぱり相手にせず。
イスラム国の商売相手は疲れる。
中に入るとだんだんあったかくなってきた。
コレぐらいの気候(10度ぐらい)なら、歩いていればなんとかなる。
遺跡っぽいもの。
おお、かっこいい。
土産屋。ここがカードが使える不思議。
シーク。順路。
こういうのと写真取ると、後から金せびられるから注意。
隠し撮りが一番良い。
あーあ、馬乗っちゃった人来た。と思ったら、中は車いすの人だった。
そういう利用なら付加価値高いね。
馬(ば)ったくられるんだろうけど。
ついに有名な遺跡に到達。
本当はもっともっと長い距離を歩いて来たけれど、写真を見ると全部岩。
そんなものアップロードしてもしょうがないので短縮。
ここに来るまでにツアーが何組か追い抜いていったのだけど、うっとうしいツアー客はどこにでも居るね。
しゃべり声がうるさい中国人ツアー客はまあさておき、それよりうっさいのは、白人でガラガラ引いた
おばちゃん。
ペトラの静寂ぶちこわし。
さすがに家族がうるさいと思ったのか、BBAからガラガラひったくろうとしたが、BBA譲らず。
このままガラガラ音聞きながら歩きたくないので、インターバルを取る。
長いので、いったんここまで。
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